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WBA世界フライ級王者の阿久井政悟「最強を目指す」今後は統一戦も視野

スポーツ報知 / 2024年7月7日 19時39分

WOWOWで収録を行ったユーリ阿久井政悟(WOWOW提供)

 WBA世界フライ級(50・8キロ以下)王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が7日、都内のWOWOWで8日午後8時から放送・配信予定の『エキサイトマッチSP』の収録を行った。5月6日に東京ドームで行われた桑原拓(大橋)との世界タイトルマッチを自身で振り返った。

 1月のタイトル奪取から4か月での防衛戦と試合間隔が短かったが、「その期間で(試合を)やったのはたぶん(14、15年の)新人王の時以来だと思うのですが、1年経って試合をするよりかは、(今回は)早いスタートというか、ある程度仕上がっている状態でスタートできたので、特に変わったことはしませんでした」と振り返った。

 試合が始まった後も「危なかったのは1ラウンドだけでした。1ラウンド終了後にセコンドからジャブが少ないのでジャブを使うように言われて、そこから冷静に組み立てることができました」と話す。

 試合後には、ジムの守安竜也会長からいつも通り「ようやった」と声をかけられたという。夢夫人には「マネージャーとしても頑張ってくれました。スケジュール管理とかもやってくれたのでとても助かりました」と感謝した。

 岡山のジム所属ボクサーとして初の世界王者となり防衛したことに、「こんなこと言うのはおこがましいことですけど、僕が(王者に)なってなかったら(岡山県のジムからは)当分出ることはないと思うので、ここで自分が世界チャンピオンになって岡山県のボクシング界の道を切り開き、発展していけたらと思っていました。このまま行けるところまでいきたいです」と先を見据えた。

 軽量級での日本人の活躍に「日本のトレーニングも発達してきて、世界に全然負けていないことを証明していると思います。性格的に真面目な人間も多いので、時代が追いついてきた感じではないでしょうか」と分析。「デジタルメディアも発達してジムの垣根もなくなりつつあり、僕みたいな地方の小さなジム所属でも大きな舞台で活躍できるチャンスが増えたのが大きいと思います。こういう時代だからこそ、僕みたいなのが出てきたのかなと思っています」と感じていることを口にした。

 現在はジムワークなどいつも通りの練習を再開。

 WBA以外はWBC王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)、現WBC世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者で、IBF、WBOの統一王者だったジェシー・ロドリゲス(米国)が王座を返上。3団体で王座が空位となっている。「この先、他団体がどうなるか僕には正直分かりませんが、今後新しいチャンピオンが出てくる中で、フライ級最強を目指していければと思っています」と統一戦も視野に入れていることを明らかにした。

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