1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

軟式出身で53年投手3冠沢村賞、ベストナイン、MVP 55年30勝で最多勝 巨人レジェンドサイドスロー

スポーツ報知 / 2024年7月8日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第56回は大友工。

 大友工は、軟式出身のサイドスロー右腕で速球を売り物にした。

 1925年2月19日、兵庫県出身。但馬貨物では軟式野球チームに所属し、48年秋の近畿大会ベスト4進出をきっかけに、49年に入団した。

 スリークオーターからサイドスローに変え、50年に4勝。51年にはスライダーを武器にして11勝をマークした。52年には7月26日の松竹戦でノーヒットノーランを達成するなど、17勝を挙げた。53年は27勝6敗、防御率1・85で最多勝、最優秀防御率、最高勝率と投手3冠。沢村賞、ベストナイン、MVPに輝いた。

 南海との日本シリーズでは初戦に先発の大役を担い、第4戦では3―0の完封勝利。3勝2敗1分けで迎えた第7戦では2番手で登板して胴上げ投手となり、2勝で最優秀投手に輝いた。同年オフの10月31日には、日米野球で来日したニューヨーク・ジャイアンツに1失点完投勝利を飾った。

 55年は30勝6敗で最多勝と最高勝率の2冠。しかし56年、右手親指に死球を受け骨折。その後、故障も重なり、60年に近鉄に移籍して同年に引退した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください