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【高校野球】雪谷、農産にコールド勝利、抑えは期待の1年生右腕・松岡 次戦は二松学舎大付と激突

スポーツ報知 / 2024年7月7日 22時33分

農産戦で6回にマウンドに上がった雪谷の1年生右腕・松岡史穏(カメラ・小口 瑞乃)

◆第106回全国高校野球選手権大会 東東京大会 ▽1回戦 雪谷 15―5 農産=6回コールド=(7日・太田スタジアム)

 雪谷が農産を15―5で下し、2回戦に駒を進めた。

 選手全員が意識する初回でうまく流れを呼んだ。先頭打者でチーム一の俊足を誇る小原陽(2年)が四球で出塁し、盗塁を決めると、続く2番・高瀬航大(2年)も内野安打から盗塁成功。無死二、三塁とチャンスを広げ、吉岡赳彰(3年)、新井柊登(2年)の中軸がともに三塁打を放って3得点を奪った。この回6点リードとし、2回にも4得点。走塁に特化した練習日を設けるなど、磨いてきた足も存分に生かしながら果敢に攻めた。

 11点差でコールド勝利を目前にした5回に5失点と追い上げを許したが、6回は、巨人、阪神などで投手としてプレーした伊達昌司監督も「自分の意図したところにいろんな球種を投げられる。成長してナンボ」と期待を寄せる1年生右腕・松岡史穏が3番手でマウンドに上がり、三者凡退に抑え、1点を追加して勝利を収めた。

 伊達監督は「5回で終わらせないといけない。そこがまだ甘さ」としながらも、初戦突破に安どの表情を浮かべた。「打つ方、攻撃は良くなっていた。この夏結果を出せるように、トレーニングで各自意識が高かったのは結果に結びついたかな」と集大成の夏に向けた選手の努力をたたえる。投手は「総力戦」と強調。130キロほどの直球が光る松岡も可能性を感じさせ、ますますチーム力がついていきそうだ。ルーキーも、「緊張したけど、先輩に支えられて応援も受けて全力を出し切れて良かった」と喜びを語った。

 11日はノーシードで登場する二松学舎大付と対戦。指揮官は「マイナスは考えずぶつかっていくしかない。ポジティブに前を向いていけたら」。初戦は背番号1の右腕・亀田修一(2年)を温存。ベンチ外メンバーの3年生も映像分析に多くの時間を割き、チーム一丸で準備しているという。強豪との激突に、主将の戝津佑頼(3年)も「なんとしてでも塁に出て走塁を生かしていきたい」と気合いをみなぎらせた。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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