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今永昇太が体感したメジャーで球宴に選ばれることの特別さ ロッカーで一人一人が…

スポーツ報知 / 2024年7月8日 8時7分

球宴選出を喜ぶ今永(カメラ・一村 順子通信員)

◆米大リーグ カブス5―0エンゼルス(7日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 米大リーグ機構(MLB)は7日(日本時間8日)、16日(同17日)にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで開催される第94回オールスターゲームの出場選手をスポーツネット局「ESPN」の番組内で発表。昨オフDeNAからポスティングでカブスに入団し、今季16試合で7勝2敗、防御率3・16と好投を重ねる今永昇太投手(30)が選ばれた。日本人選手では15人目。新人では昨年の千賀滉大(メッツ)に続いて9人目となった。投手は選手間投票とMLBの推薦で決まり、今永は推薦で選ばれた。

 本拠地でのエンゼルス戦を5―0で完封勝ちしたカブスが、試合後、緊急ミーティングを行った。「何のミーティングなのかな」。今永はそこで、自分がテキサス行きの切符を手にしたことを知らされた。

 「5月くらいまで思い通りの投球ができて、もしかしたら選ばれるかもしれないというのが、頭の片隅にあったけど、こうやって選ばれて、ものすごく光栄です。他にもいい選手がいたのに選ばれてうれしい」

 日本では2度、球宴に選出されたルーキー左腕が改めてメジャーにおける球宴の価値を実感したのは、その直後。チームメート、スタッフが1人1人今永のロッカーに出向き、おめでとうの言葉を掛け、握手とハグで祝福された。「日本のオールスターの良さもある」と前置きした上で、「1試合しかなくて、また違った捉え方なんだと勉強になりました」。

 ポスティング制度を利用し、カブスと4年総額5300万ドル(約77億4000万円=契約発表時のレート)の大型契約を結んで海を渡った。初キャンプを終え、開幕戦は敵地でのレンジャーズ戦。「そこでオールスターが開催されると知らなかった」。初登板から破竹の5連勝。一気にカブスの顔となり、前半戦折り返しを前に、リーグを代表する投手となった。

 「自分の1年目の開幕の球場なので忘れることはないと思いますし、自分が野球を辞める時もその球場は思い出す。学びの機会にできたらなと思う」と今永。抱負を問われ「実力以上のことはできないので、今できる投球をして皆に顔と名前を覚えてもらえれば」と控えめながら、「全ての選手がトッププレーヤー。彼らのキャッチボールやブルペンを見る機会があるかもしれない」と、その姿勢は貪欲だった。

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