【虎に翼】花江へのお土産が残酷「何様？」「イヤすぎる」「いっそ無い方が」非難殺到「何も見えてない」

「虎に翼」の一場面（Ｃ）ＮＨＫ

　女優の伊藤沙莉が主演を務めるＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」（月～土曜・午前８時）は８日に第７１話が放送された。（以下、ネタバレがあります。ご注意ください）

　昭和２６年。視察のためにアメリカに行っていた寅子（伊藤沙莉）が帰国する。夜、ようやく寅子は帰宅した。

　すっかりケバくなった寅子は家族にお土産を渡す。花江（森田望智）には、美容クリームと料理本をプレゼント。花江は本を開いてみると、全部英語で書かれていた。寅子は「花江なら読めるわよ」と言い、花江は困惑の表情を浮かべる。寅子は続けて、子どもたちにはお菓子と大量の本を差し出し「どれも面白そうでしょ。たくさん勉強して、世界を広げてちょうだい。分からないところは辞書を引くのよ」と伝えると、子どもたちは正座したまま固まってしまった。

　この様子にネットはイラッ。「花江ちゃんにもかわいいワンピース買ってあげたらよかったのに。英語の料理本イヤすぎるー」「花江ちゃんに英語の料理本って、日々家事に育児と忙しい花江ちゃんに、なんてもの渡すのか。何様？」「花江ちゃんに美容クリーム渡した時は、みんなのお母さんとしてじゃなくて、個人として友人として見て、喜ぶ物を考えて買ってきた感じがしてすごく良いと思ったのに、英語の料理本でもうダメだった。いっそ無い方がよかった」「良いと思って『料理の本』を渡す残酷さよ。家庭で家事を担当している者は『調理が好き』なわけではない」と非難殺到。

　また「花江ちゃんが寅子のアメリカのお土産に微妙な表情してたのは、英語のレシピ本だったからじゃなくて『お前料理好きやろ』っていう決めつけ、家事やってろ感がイラッとしたのか。そして子供たちに英語の本（望んでない）…家族が何も見えてない寅子の盲目さにイラっとしたのね」「花江ちゃんを擬似妻のように見てなかったら、親友のままだったら、素敵な髪飾りのひとつでも買えたんじゃないのかな…レシピ本って」「アメリカ土産に花江ちゃんに料理本を渡す寅ちゃん。一家の家事を主に担ってる人にこういうものを渡すと、人によるけど『これ見てもっと料理してね』って感じになりかねない」「最近やっと『はるさんの味』を出せるようになって、今日は上手くいったと喜ぶ花江ちゃんに寅子が渡すのが『料理の本』…」と花江に同情した。