磯村勇斗、相談したいのは口が堅い人「役者は秘密が多いほど魅力的」

かんぽ生命保険の「かんぽさん」に就任した磯村勇斗は名刺を披露

　俳優の磯村勇斗が８日、都内で「かんぽ生命保険」のイメージキャラクター「かんぽさん」の就任発表会に出席した。

　「かんぽさん」の制服姿で登場した磯村は、イメージキャラクター就任にあたり「うれしかったですね。映画やドラマでいろんな役を演じてきましたが、またひとつ役をいただけたような気持ちでいます」と笑顔。「身が引き締まる思い。信頼できる人、信頼できる役者として勤めて、かんぽさんをしっかり背負って生活していきたい」と決意を新たにした。

　イベントでは、顧客からの相談に真摯（しんし）に応える「かんぽさん」にちなんだ質問コーナーも。「話してよかったこと」について磯村は「ボディメイク」と回答。「役によって体重を数週間で１０キロ、２０キロ変えたりする。２年くらい前までは自己流で全部やってたんですけど、体がどうしても壊れたりしてしまって。そのときに出会ったトレーナーさんが体の作り方とか栄養とか全て知っている方で、ようやく体を壊さずに健康的に自分の体と向き合うことができた」とストイックな役作りの裏側を垣間見せた。

　「相談したくなる人」については「口が堅い人」と明かし「これが一番信頼につながってくる部分なのかなと思っているんですけど、僕らの職業ってどこから情報が漏れるかわからない仕事。やはりどこまで話せるか話せないかっていうのは常にアンテナを張っていかないと」と告白。「たまに『誰々さんは〇〇だよ』とか言ってくる方には自分のこと話すのやめようって思っちゃうかもしれない。役者は秘密が多いほど魅力的ですからね」と語った。

　イベント後の質疑応答で、俳優業で大事にしていることについて尋ねられると「丁寧に作品に向き合っていくこと」と真剣なまなざし。「すごく現場が好きなので、現場の会話だったりとか、現場で生まれるものをすごく大切にしている。いかに頼れる役者になっていられるかっていうところはすごく気にしています」と語った。また、猛暑日が続く夏に欠かせないことについて「夏の食べ物が好き。細いショウガみたいなのとか、シシトウとかナス…夏野菜が体に合っているので、それを甘酢のしょうがソースみたいなのにつけて南蛮漬けをやったりしています」と語った。