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明秀日立コールド発進 文武両道の台湾人留学生・李が3ラン

スポーツ報知 / 2024年7月8日 13時58分

打席に立つ明秀日立・李ブン勲内野手(3年)(カメラ・中西 珠友)

◆第106回全国高校野球選手権茨城大会▽1回戦 明秀日立15―3境=6回コールド=(8日・ノーブルホームスタジアム水戸)

 明秀日立が9安打15得点で境に大勝した。初回から4回を除いて毎回得点。最終6回には打者10人の猛攻で6点を入れ、突き放した。

 金沢成奉監督は試合を終え「ピッチャーが思ったようにいかなかった」と6人をつぎ込んだ。一方、春不調だったという打線は奮起。「真逆になっちゃった」と苦笑いだった。

 「7番・一塁」でスタメン出場した台湾人留学生の李ブン勲内野手(3年)は5回1死一・三塁の第3打席に右越えの3ラン本塁打を放った。チャンスで「最低限、外野フライを打ちたい」という意識で打席に入り、自身公式戦5本目のホームランとなった。「打ったのはストレートのインコース低め。最高の結果になった」と喜んだ。先日までは4番だったが、この日は7番での出場。金沢監督は「ちょっと肩の荷を下ろして7番にして良かったと思います。全ての打席の内容がよかった」と褒め称えた。

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