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【高校野球】京都外大西が大勝 エース左腕・田中遥音はアンダーシャツ6枚着替えても足りず反省

スポーツ報知 / 2024年7月8日 15時9分

2回1死、力投する京都外大西・田中遥音(カメラ・岩田 大補)

◆第106回全国高校野球選手権京都大会▽2回戦 京都外大西9―1久御山=7回コールド=(8日・わかさスタジアム京都)

 今春センバツ出場の京都外大西が、16安打9得点のコールド勝ちで初戦を突破した。投げては、エース左腕の田中遥音(はると、3年)が6回4安打1失点7Kと好投。「緊張はしてたんですけど、自分の出せるものは出せた」とうなずいた。

 試合開始は11時38分。強い日差しが降り注ぎ、厳しい暑さになっていた。「1年前もこれだけ暑かったと思うんですけど…。西高も甲子園に出て少しは注目されるチームになって、プレッシャーとかもあって。コントロールも乱れていましたし、調子はあまり良くなかった」と田中。用意したアンダーシャツ6枚全て着替えたが、それでも足りなかったという。「夏の舞台は春や秋とは全然違うと改めて実感した。反省点としては、もう少しアンダーシャツの着替えを多く持って来ること」と、暑さ対策を見直した。

 センバツでは背番号1を担ったが、準優勝した春季京都府大会では「18」だった。「エースとしての自覚というか、春はまだ1番を付けられる人材がいなかった。1から練習態度や試合姿勢を変えていった」。初戦敗退したセンバツの悔しさを糧に、1本のランニング、1つのトレーニングから向き合い方を改め、今夏に向かってきた。「もらった以上は西高の1番という自覚を持って」と左腕。夏は2010年以来14年ぶりとなる聖地を目指し腕を振る。

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