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バスケ男子代表のメンバー選考ポイント 八村は42・2% 渡辺雄は44・4%

スポーツ報知 / 2024年7月9日 5時0分

男子バスケット日本代表に選ばれた(左から)八村、渡辺、ホーキンソン、河村、比江島

 日本バスケットボール協会は8日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表した。絶対的エースの八村塁(26)=レイカーズ=、NBAで6季プレーした渡辺雄太(29)ら、7人が2大会連続出場。若き司令塔で、NBAグリズリーズとの「エキシビット10」契約に合意した河村勇輝(23)=横浜BC=は初五輪となる。どこからでも3点シュートを放てる“史上最強ホーバス・ジャパン”が、不戦勝を除き五輪52年ぶり白星&史上初の8強入りに挑戦する。

 希望に満ちた最強の日本代表が誕生した。トム・ホーバス監督(57)の掲げた目標は8強入り。本番では出場12チーム中、10チームが格上。48年ぶり自力五輪を決めた23年W杯以上の衝撃を世界に与えに行く。NBAで飛躍を遂げた八村が再び日の丸を背負う。左ふくらはぎ肉離れ中の渡辺雄も選ばれた。約2か月で40人から12人に絞り込んだ指揮官は「本当に難しいプロセスでした。このメンバーで戦うことを楽しみにしている」とコメントした。

 高さでは劣るが“長距離砲”で勝負する。選考で重視したのが3点シュート(3P)とリバウンドだ。八村&渡辺雄の合流でリバウンドはもちろん、シュート力も向上する。八村はNBAで昨季、3P成功率42・2%の高数字を残し、渡辺雄も22~23年は同44・4%をマーク。23年W杯で同37・5%の富永、208センチのホーキンソンも3点Pを兼ね備える。7日の韓国戦ではチームで29・2%と低調も「直せば絶対(8強の)目標に行ける」と東京五輪で日本女子を銀メダルへ導いた指揮官は確信している。

 東京五輪以降、代表をけん引してきた若き司令塔の河村。20歳のジェイコブス晶は、当落線上からの急成長で勢いがある。一方で、最終候補16人からは23年W杯代表の川真田紘也(26)=長崎=ら4人が落選した。ホーバス監督は「選手全員が一生懸命に取り組んでくれたことに感謝」と仲間の思いも背負い、花の都のコートに立つ。

 対戦国も確定した。日本の1次リーグB組最後の1枠にブラジルが入り、23年W杯王者ドイツ、開催国フランスと戦う。ドイツは司令塔・シュレーダー(ネッツ)を中心に完成度が高く、フランスは224センチの「怪物」ウェンバンヤマ(スパーズ)を擁する。ブラジルも最終予選で世界6位のラトビアを撃破した強敵だ。今合宿中に八村は「どれだけ僕らが成長してるか見せられたら」と話した。シューター軍団が世界を驚かせる。(小林 玲花)

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