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復調の岡本なら巨人の天敵・森下打てる!2戦連続初回V打の4番「しっかり勝てるように」 昨年8月には3ラン

スポーツ報知 / 2024年7月9日 5時10分

4月20日の広島戦で、森下から適時打を放った岡本和(右)

 巨人・岡本和真内野手(28)が8日、鬼門となっているマツダでのリベンジを誓った。現在2試合連続決勝打と復調している不動の4番が勝利を手繰り寄せる。また、9日に先発する山崎伊織投手(25)は、相手先発・森下との“二刀流対決”に臨む。「マイナビオールスターゲーム2024」(23日・エスコン、24日・神宮)に監督選抜で初出場が決定。喜びをエネルギーとし、首位奪還がかかるマウンドに上がる。

 悪夢を振り払う機会がやってきた。岡本和は闘志をたぎらせていた。ゲーム差なしで追う首位・広島との2連戦に臨む。今季、マツダでは6戦未勝利となっているが、6月6日以来の首位奪取へ負けるわけにはいかない。「マツダでは僕らのゲームがあまりできていないので、しっかり勝てるように。ビジターで勝てるように頑張りたい」と、リベンジを期した。

 やられたままでは終われない。10年間勝ち越しがない鬼門のマツダ。5月の3連戦では3連敗を喫し、2位から3位に転落するなど屈辱にまみれた。「広島に3タテされて一気に3位になりましたし、どのチームも差がないな、と。他を見てもどこがいってもおかしくないので、連敗は避けないといけないと思いましたね」と苦々しく振り返る。勝つことでしか記憶は塗り替えられない。

 9日の初戦で相まみえるのは森下。直球とカットボールを器用に操る右腕には、21年から7連敗と苦杯をなめ続けてきた。岡本和自身は通算2割3分1厘(39打数9安打)で1本塁打だが、今季2試合で6打数2安打。昨年も8月19日に3ランを放っており苦手にしていない。ちなみに昨年8月4~6日のマツダ3連戦では1試合3発を含む4発。夏の広島に悪いイメージはない。

 何より復調した状態で臨める。6月は月間2割1分7厘の不振にあえいだが、7月は5試合で3割と復活。人気漫画「ドラゴンボール」に登場する必殺技「かめはめ波」を引き合いに、阿部監督からタメをつくるように助言を受けて糸口をつかんだ。軸足に体重を乗せ、体の開きを抑えるように意識することで、確実性と球の見極めが向上した。

 ここ4戦連続で安打をマーク。2戦連続で初回V打&マルチ安打と、本来の怖さが戻っている。マツダで一層の重みを持つ先制点が生まれるとしたら、岡本和のバットだろう。「チームが勝てるように頑張りたい」。鬼門と天敵は、主将が打ち砕く。(宮内 孝太)

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