武田真治、３０年ぶりの「南くんが恋人」出演に「欠けている思い出を埋めさせていただいてます」

ドラマ「南くんが恋人！？」の記者会見に出席した（左から）飯沼愛、八木勇征、武田真治（カメラ・松下　大樹）

　女優の飯沼愛、俳優の武田真治らが９日、都内で都内でテレビ朝日系ドラマ「南くんが恋人！？」（１６日スタート、火曜・後９時）の記者会見に出席した。

　１９８７年に刊行された内田春菊の人気漫画「南くんの恋人」が原作で、９４年に高橋由美子と武田真治、０４年には深田恭子と二宮和也のキャストで連ドラ化。「恋人が、１５センチの手のひらサイズになってしまったら」という設定は変わらないが、今回は男女が逆転する。

　手のひらサイズになってしまう南くんとのシーンについて飯沼は「実際は１５センチサイズの人形を相手にお芝居しています」と告白。３０年前の同ドラマに「南くん」として出演していた武田は「僕のときは人形を用意いただけなくて、１５センチのチョコバーでやってました」と羨んだ。

　今作ではちよみの父親役として出演する武田について、飯沼は「ちよみって呼んでいただくのがすごくエモいなと思います」と笑顔。当時はチョコバー相手にちよみとのシーンを撮影していた武田は「目の前でちよみって呼んだことがなかった。（当時の）欠けている思い出を埋めさせていただいてます」と喜んでいた。