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ミッキーたちと「夢のような船の旅」ファン待望の「ディズニークルーズ」2028年度日本初就航へ

スポーツ報知 / 2024年7月10日 6時0分

ディズニークルーズクルーズ船イメージ(C)Disney

 夢の船「ディズニークルーズ」がいよいよ日本で就航する。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは9日、日本を拠点とするクルーズ船事業に進出すると発表した。千葉・浦安市で会見した同社の高野由美子会長は「一つの船にパークを抱えこんだような体験を提供する。朝から夜まで途切れないディズニーの世界です」と自信。2025年度に造船を始め、28年度の就航を目指す。

 クルーズ船は重量約14万トンに達し、約1250の客室を備え、乗客約4000人が過ごせる。投資額は約3300億円。日本籍のクルーズ船で最大級になる見込みだ。主に首都圏の港を発着する2~4泊のクルーズを計画する。

 客室の利用や食事を含む乗客1人当たりの料金は標準で10万~30万円。同社の吉田謙次社長は「スイートルームなどは、それより高価になると思う」と、さらなるグレードも想定している。船内では、ミッキーマウスなどのキャラクターが出演するショーなどを予定。プールやレストランを備えた豪華客船の魅力を打ち出し、ファミリー層や訪日客を利用者として見込む。

 ディズニークルーズの日本就航は、ファンにとって長年の夢だった。米国では1998年からクルーズ事業が始まり、計5隻を運航。フロリダでは、ディズニー所有の島に停泊するクルーズが人気で、日本からのツアーが殺到している。吉田社長は「今のところ島やほかの港へ寄港する予定はない」としているが、将来は海外の港に立ち寄ることも視野。運航開始から数年後には利用者数で年間約40万人、売上高約1000億円規模の事業にする目標を掲げている。

 吉田社長は「リゾートの次の柱となる事業を長年検討してきた」とも話し、クルーズは悲願だったことを明かした。「夢のような船の旅」(同社)の提供を通じ、テーマパークの外に事業を広げる構えだ。

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