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坂本勇人、2軍戦で17日ぶり実戦2の0もしっかり見極め…不調でも揺るがない信念に元同僚の陽岱鋼が「すごい」

スポーツ報知 / 2024年7月10日 5時35分

ジャイアンツ球場で2軍オイシックス戦に出場した坂本(カメラ・宮崎 亮太)

◆イースタン・リーグ 巨人2―1オイシックス(9日・ジャイアンツ球場)

 打撃不振でファーム調整中の巨人・坂本勇人内野手(35)が9日、イースタン・オイシックス戦(G球場)で実戦復帰した。「2番・DH」で2打数無安打1四球。快音こそ響かなかったものの、「悪くはなかったと思います」と17日ぶりの打席で実戦感覚を養った。

 しっかりと見極めた。5回2死一、二塁。フルカウントから内角低めへの際どいスライダーにバットを止めた。「打席に立つと、“もう少しこうした方がいいかな”とか。今日も1、2打席目より3打席目の方がいいイメージで入れたので、ちょっとずつですね」。浅い中飛を打ち上げた初回と同じ球種、コースを見切り、収穫を口にした。

 降格前は出場10試合で36打数4安打で打率1割1分1厘。ファーム合流初日の6月27日には「何をどうしていいか正解が見つかっていない」と明かした。寮内のラボで動作解析を続け、体を追い込んだミニキャンプを経て「打つことに関して正解はないと思う。そこは多分、野球をやっている間はずっと思うこと」と約2週間前と同義ではあるが、進むべき道が定まったことをうかがわせる言葉を口にした。体調によって打撃は一日一日で変わる―。揺るぎない持論があるからこそ、球界のトップランナーであり続けてきた。

 試合前には一塁ベンチ前にいたオイシックス・陽の元へ。17年から5年間、共闘した元同僚と抱擁し、「環境が変わってもプレーしてるのは僕にも刺激になります」と笑顔。陽は「勇人はすごい技術を持っているので、体にだけ気を付けてほしい」とエールを送った。

 阿部監督は早ければ12日のDeNA戦から始まる本拠地6連戦で1軍へ昇格させる可能性を示唆している。10日のオイシックス戦にも出場予定の坂本は「そういうふうに思ってやってます。明日も打席に立てるんで、何かいいイメージを持って1軍に上がれたらいい」と最短12日の再昇格をイメージした。満員のドームへ一歩ずつ階段を上がっていく。(内田 拓希)

 ◆ファーム合流後の坂本

 ▽6月27日 故障と体調不良を除けば07年以来、17年ぶりに2軍に合流。

 ▽同29日 高橋由伸氏と対面。G球場の室内で「ワンバン打ち」を伝授された。

 ▽同30日 阿部監督を通じてミスター赤ヘルこと山本浩二氏の「こんだけやったんだってことを作って戻ってきたらいい」と伝言を受け取る。

 ▽7月2日 G球場で原辰徳前監督と対面。

 ▽7月7日 初の屋外ノック。実戦出場への意欲を示す。

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