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巨人・山崎伊織「回の途中でマウンドを降りてしまい…」7勝目お預けも9試合連続QS「次、修正できることはして」

スポーツ報知 / 2024年7月10日 5時20分

7回1死二塁で降板する山崎伊織(左から岸田行倫、阿部慎之助監督)(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 広島3―5巨人(9日・マツダスタジアム)

 山崎伊はベンチで唇をかみ、マウンドを見つめた。3―2の7回。先頭・大盛に右前安打を許し、1死二塁となったところで交代を告げられた。代わったケラーが代打・上本に同点打を浴び、7勝目はお預けに。6回1/3、101球、4安打3失点(自責2)。「回の途中でマウンドを降りてしまい粘り切れず申し訳ないです」と頭を下げた。

 猛暑の中、苦しみながらも粘った。3回に秋山の犠飛で先取点を許した。3―1の6回も1死三塁から小園の遊ゴロの間に1点を失った。25人の打者のうち13人が初球ボールと本来の制球を欠いた。それでも最速149キロの直球にシュート、カットボールなど変化球中心に9試合連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成した。

 マツダでは通算4度目の登板も白星に届かず。「チームが勝ったので、次、修正できることはしっかりしてまた頑張りたい」。悔しさをバネにさらに力を付ける。(水上 智恵)

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