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大谷翔平ラッキーなポテン安打で3戦連続安打…3打席連続3球三振も 米通算200号&29球団弾期待

スポーツ報知 / 2024年7月10日 8時22分

◆米大リーグ フィリーズ―ドジャース(9日、ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、敵地・フィリーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3点を追う3回1死走者なしの2打席目は、遊撃手と左翼手の間にポテンと落ちるラッキーな安打だった。試合をまたいで3打席連続3球三振を喫していたが、3試合連続安打とした。

 両リーグ最多の貯金26と安定した強さを維持しているフィリーズの先発は、ザック・ウィーラー投手(34)。21年の奪三振王で、新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンになった20年を除くと、18年から5年連続で2ケタ勝利を挙げた実績あるベテラン右腕だ。今季も試合前の時点で18登板で9勝4敗、防御率2・74。大谷は22年に対戦して、1打数1安打、2四球だった。初回先頭の1打席目は全て直球の3球で空振り三振。7日(同8日)の本拠地・ブルワーズ戦から試合をまたいで3打席連続の3球三振となった。

 4、5日(同6、7日)は2試合連続無安打と調子を落としたかのように見えたが、6日(同7日)の本拠地・ブルワーズ戦では28号ソロを放つなど、2打数2安打1打点、3四死球で全5打席出塁。続く7日(同8日)の同カードでは5打数1安打で、2盗塁を決めて今季20盗塁とした。ここまでリーグ最多28本塁打を放ち、メジャー通算199本塁打。日本人初の200号にも王手をかけている。

 4年連続4度目となるシーズン30号へも残り2本、日米通算250号にも残り3本と迫っている。さらにこの試合で本塁打を打てばフィリーズ戦初アーチで、カージナルス以外の29球団目からの本塁打となる。フィラデルフィアのシチズンズバンクパークでの本塁打となれば、自身の日本人最多記録を更新する28球場目(現在の各球団本拠地では26球場目)の本塁打で、全球団球場制覇へ残るはダイヤモンドバックスのチェースフィールド、レッズのグレートアメリカンボールパーク、マーリンズのローンデポパーク、カージナルスのブッシュスタジアムの4球場となる。

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