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箱根駅伝優勝の青学大ユニホームに熊本・水上村のロゴ 原晋監督「熊本の水上村を広く発信したい」

スポーツ報知 / 2024年7月10日 13時1分

青学大のユニホームに熊本の「水上村」のロゴが表示されることが決まった(左は水上村・中嶽村長、右は青学大・原監督)

 今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大のユニホームに熊本・水上(みずかみ)村のロゴが掲出されることが10日、決まった。この日、水上村の中嶽弘継(なかたけ・ひろつぐ)村長(69)が相模原市の青学大相模原キャンパスを訪れ、調印した。

 今年3月に水上村で合宿を行った青学大の原晋監督(57)は「関東圏では群馬県のみなかみ町が有名ですが、熊本の水上村も、とても良いところです。箱根駅伝をはじめ学生3大駅伝で青学大が活躍することによって熊本県の水上村を広く発信していきたい。水上村出身で今は水上村を離れて暮らしている方々には古里を懐かしく思い出してもらえるような活躍をしたいですね」と意欲的に話した。中嶽村長は「青学大の強さはよく知っております。この春に青学大が水上村で合宿した際には一流の走りを見せてもらいました。今回、このようなご縁をいただき、ありがたい。周りの市町村から羨ましい、と言われております」と笑顔で話した。

 標高約1000メートルに位置する水上村のトレーニングエリア「スカイヴィレッジ」にはクロスカントリーコース、全天候型のトラック、温泉施設、アイシングプールなどが完備。今年1月の箱根駅伝3区(21・4キロ)で日本人歴代最高の59分47秒で区間賞を獲得して優勝に貢献した太田蒼生(4年、福岡・大牟田高出身)、今年6月の日本選手権男子5000メートルで屋外レースとしては日本人学生歴代最高の13分18秒51をマークした鶴川正也(4年、熊本・九州学院高出身)らは高校時代から水上村でトレーニングを行い、成長したという縁もある。中嶽村長は「練習環境は整っております。さらに充実させていく予定です。準高地トレーニングもできます」と胸を張って話した。

 20年4月から国内大会で各チームはユニホームに所属名、製造メーカーに加え、シャツとパンツに同一のスポンサー名を一つずつ表示(40平方センチ以内)できることが認められた。さらに今年度から「学校チーム」はチーム名、製造メーカーのほか、ふたつのスポンサー名の表示も認められるようになった(40平方センチ以内)。これまで青学大は新潟・妙高市のロゴを表示していたが、ユニホームに表示できるロゴが2つになったことで水上村のロゴが新たに加わることになった。

 ◆熊本県水上村(みずかみむら) 球磨郡(くまぐん)に属する。熊本県南部に位置し、宮崎県と接している。同村のホームページによると、6月末の人口は1957人(841世帯)。最も近い空港は鹿児島空港で車で約1時間30分。阿蘇熊本空港からは車で約2時間。

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