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さだまさし、三越の包装紙柄の一点ものシャツに「歩くお中元です(笑い)」、半世紀たどる“さだまさし展”に感激

スポーツ報知 / 2024年7月11日 4時0分

都内で展覧会「~出会い、笑顔、旅のまにまに~さだまさし展」の一日店長を務めた、さだまさし(右)、丸井良太店長

 シンガー・ソングライターのさだまさし(72)が10日、東京・日本橋三越本店で展覧会「~出会い、笑顔、旅のまにまに~さだまさし展」(22日まで本館7階催物会場)の一日店長を務めた。

 ピンクと白の三越の包装紙「華ひらく」を柄にしたオリジナルシャツを着て登場。「皆さん、こんにちは。歩くお中元です(笑い)」とあいさつ。着心地には「うちのスタッフが勝手に、三越の風呂敷(=包装紙の柄)でシャツを作っちゃった。一点ものです、これ高いですよ。ちょっと恥ずかしいですよ、自分では」と照れ笑い。「次はお歳暮の時にお会いしましょう!」と話し、笑いを誘った。

 さだはフォークデュオのグレープとして、1973年にシングル「雪の朝」でレコードデビュー。デビューから半世紀以上を迎える。

 同展では「旅」をテーマに、コンサート衣装や愛用の楽器、直筆の楽譜や歌詞など秘蔵コレクションを展示。「宝物」という憧れの人・加山雄三(87)が描いたさだの肖像画や、1979年に米ニューヨークでポール・サイモン(82)と対談した際にお願いした、サイン入りのマーティン・ギターも展示された。

 イベント前に事前に催物会場を訪れたが、「自分のことなんで、恥ずかしくて。そそくさと出てきました」と告白。「3歳の頃から音楽生活をしていますから、来年で音楽生活70年になるんですよ。この歳(とし)まで現役でやっているとは思わないですよ。そんなヤツを呼んで、三越本店が盛り上げてくれる。メッチャうれしいじゃないですか!」と感激しきりだった。

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