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【巨人】杉内俊哉投手チーフコーチの助言を胸に、井上温大が降雨ノーゲームにも「いい経験ができた」

スポーツ報知 / 2024年7月10日 20時35分

力投する井上温大(カメラ・義村 治子)

◆JERA セ・リーグ 広島―巨人=降雨ノーゲーム=(10日・マツダスタジアム)

 巨人の井上温大投手が広島戦に4勝目を目指して先発。しかし、1―1の同点で3回が終了し、4回表の大城卓の打席で2球が投げられたところで雨が強くなり、午後6時58分から中断。7時28分にノーゲームとなった。

 井上は初回は走者を背負いながら無失点。2回を3者凡退。1―0の3回には1死から秋山に左前安打、野間には右中間二塁打を打たれ1死二、三塁。ここで上本に右犠飛を打たれ、同点に追いつかれた。その後、降雨のためノーゲームとなり、4勝目はお預けとなった。

 雨予報の登板に「雨が降って嫌だなとかそういうマイナスなことは考えないようにして、もっと逆に降れば相手もいやですし、自分さえ、雨をポジティブなものにできればいい試合をつくれるっていうのを杉内さんに言われたので、それを心がけてマウンドで投げてました」と杉内俊哉投手チーフコーチの助言を胸にマウンドに上がった。雨の中での登板は初めてだといい「雨の日で投げたのが初めてだったので、ユニホームが濡れて重たくなる感じとか、マウンドが粘着質な感じになるとか、そういうのが知れた。あんまり経験できないことなので、いい経験ができたと思います」と前向きに捉えた。

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