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「これまでは自分の結果優先だった」巨人・岸田、逆方向への一打で幻の先制適時打二塁打

スポーツ報知 / 2024年7月11日 5時45分

2回無死二塁、岸田が先制の適時二塁打を放つ

◆JERA セ・リーグ 広島―巨人=降雨ノーゲーム=(10日・マツダスタジアム)

 幻となった試合でも打線は活発だった。両軍無得点の2回無死二塁、岸田は3ボール1ストライクから、九里の真ん中低め122キロチェンジアップに反応。コンパクトにすくい上げ、右中間を破る先制二塁打を放った。「右方向に最低でもゴロを打とうと思っていた。結果的にタイムリーになって良かったです」。雨天ノーゲームのため記録には残らないが、鮮やかに逆方向へとはじき返し、好調ぶりを示した。

 7月に入り打線が上昇気流に乗っている。6試合でチーム打率2割9分5厘、33得点と、開幕から苦しんできた得点力不足が解消されてきた。1番から5番まで丸、吉川、ヘルナンデス、岡本和、大城卓の並びが定着し、そろって好調。主に6、7番を任されている岸田もポイントゲッターとして機能している。

 岸田が「これまでは自分の結果を優先で考えてしまっていたけど、今は最低でも(走者を進めるために)セカンドゴロ、ファーストゴロを打とうという余裕がある」と話すように、ただ振り回すだけではなく、進塁打を含めて状況に応じた打撃が浸透。得点力が大幅に向上してきた。ノーゲームとなった一戦でも3回までに九里から4安打を放つなど、勢いを持続。苦しんだ時期を乗り越えて強固になった打線が、苦手だったマツダでも真価を発揮した。(宮内 孝太)

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