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西ノ入菜月アナ 陸上3000メートル障害・小池彩加選手 パリ五輪出場ならずも挑戦は続く…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

スポーツ報知 / 2024年7月11日 6時14分

パリより先の新たな目標を見据える小池選手(左)を取材した西ノ入アナ

 宮城県内のアスリートが続々とパリ五輪出場内定を決める中、残念ながら出場がかなわなかった選手もいます。仙台市出身、陸上3000メートル障害の小池彩加選手(31)もその一人です。

 小池選手は、聖和学園高3年時に宮城県選手権800メートルで優勝。東北福祉大在学時から始めた3000メートル障害では、卒業後の2019年に国内の大会で優勝するなど、日本トップクラスの選手に成長しました。

 大人の腰の高さほどあるハードルや水ごうの障害物を計35回も飛び越え、トラック競技の中で最も過酷ともいわれるこの種目。「スピード、スタミナ、技術がバランス良く必要。すごく魅力的な競技」と、熱い思いを語り、今年は団体練習から個人練習にシフトするなど練習メニューを一新しました。管理栄養士に食事面のサポートを受けたことなども功を奏し、5月には自己ベストを7年ぶりに更新するなど、一時は、世界ランキングで日本人3位まで上り詰めました。

 そして先月27日、パリ五輪最終選考の日本選手権に出場。スタートから先頭集団に食らいついて力強い走りをみせたものの、8位でゴール。入賞は果たしましたが、五輪出場の切符を手にすることはできませんでした。

 大会後に伺うと、いつものようにひたむきに練習する小池選手の姿がありました。「準備してきたことを出せなかった」と、涙ながらに悔しい胸の内を口にしていましたが「可能性がある限り、来年の世界選手権、再来年のアジア大会で日の丸をつける目標に向かって走り続ける」と力強く決意を語りました。パリより先の新たな目標を見据える小池選手の挑戦を心から応援しています。

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