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今の横浜FMを象徴する2失点…「基本ができてないから失点している」J2水戸にPK戦で薄氷の勝利

スポーツ報知 / 2024年7月11日 6時46分

横浜FM・キューウェル監督

◆天皇杯▽3回戦 横浜FM2―2(PK5―4)水戸(ケーズデンキスタジアム)

 横浜FMは水戸を2―2で迎えたPK戦の末に下し、勝ち上がった。

*  *  *

 1―2の後半39分に意地の同点ゴールを挙げたFW植中朝日は「次のステージに進めたのはよかったが、誰が見てもいい内容とは言えなかった。特に立ち上がり」と前半10、14分の失点に首をかしげた。

 開始10分の失点は、DFラインの背後をとられた形だが、カバーの意識が欠如しており、裏を突かれたあとの対応がチームとしてお粗末だった。14分の失点も、数的優位の状況ながら簡単に中央を突破され、スルーパスを通された。システムがどうこうではない、安い失点だった。

 GK飯倉大樹は「1対1で負けないってことがまず第一だけど、できなかった時はチームとしてカバーする。そういうのは基本だけど、それができていないから失点している。誰がとかじゃない。矢印を自分に向けないと。自分だけよければいいとかじゃない」と厳しい表情を浮かべた。

 チームの流れは、明らかに良くない。16年ぶりのリーグ4連敗という状況で迎えた一戦で、0―2から追いついたとは言え、今後への不安が募る内容となった。

 14日には中3日で2位の鹿島戦が控える。その翌週、20日は首位の町田戦だ。マリノスにとって重要なことは、この勝利を1つのキッカケにしようとする意識だろう。カップ戦は勝ち上がりが全て、でもある。植中は「勝ち癖じゃないけど、そういうものを取り戻さないといけない。ちゃんと勝てたのは意味のあることだと思う」と語り、キューウェル監督も「このクラブは日本を代表するクラブ。常にベストを尽くし、選手、スタッフ、クラブに関わる全ての人々で一丸になって戦っていきたい」と今後を見据えた。

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