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J2清水エスパルス先制するもJ1京都に逆転負け…サッカー天皇杯静岡県勢全チーム敗退

スポーツ報知 / 2024年7月11日 7時2分

前半35分、先制ゴールを決めて滑り込む清水・カルリーニョスジュニオ(手前=カメラ・武藤 瑞基)

◆サッカー天皇杯3回戦 京都3ー1清水(10日・アイスタ)

 3回戦が行われ、J2清水エスパルスはJ1京都に1―3で敗れ3年ぶり16強を逃した。前半35分に先制したが、後半3発を浴び逆転を許した。静岡県勢は全チーム敗退が決まった。

  冷たい雨が身にしみる敗戦となった。清水は先制点を守れず、後半3発で逆転負け。今季リーグでは無敗(10勝1分け)を誇るアイスタで終戦を迎えた。秋葉忠宏監督(48)は「前後半で全く違うチームになってしまった。まざまざと力の差を見せられた」とJ1の力量に脱帽した。

 開始直後から視界を奪うほどの強雨にさらされたが、懸命に攻めた。前半35分には自陣右サイドでFKを獲得。キッカーのMF矢島が中央に送ると、待ち構えたカルリーニョスジュニオが頭で捉え、ネットを揺らした。だが後半に入ると流れが一変した。押し込まれる時間が増え、同21分にCKから同点被弾。同30分には相手シュートにGK沖が懸命に右手を伸ばすも、かすめたボールは無情にもゴールに転がり勝ち越しを許した。

 秋葉監督はリーグで中3日の過密日程が続く中、「(経験の少ない選手を)試すつもりはない。必ず勝つ選考をする」と意気込んでいたが、願いは実らず。次は14日にアウェー・大分戦が待つ。残されたリーグ戦に全神経を注ぐしかない。

(武藤 瑞基)

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