1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

三谷幸喜氏、30年ぶり「東京サンシャインボーイズ」新作を発表「すごい傑作になる」…本格復活は否定

スポーツ報知 / 2024年7月11日 19時1分

劇団「東京サンシャインボーイズ」新作舞台の製作発表会見を行った三谷幸喜氏

 劇作家・三谷幸喜氏を中心にした劇団「東京サンシャインボーイズ」が11日、都内で新作舞台「蒙古が襲来」(来年2月9日~3月2日、東京・PARCO劇場ほか)の製作発表会見を行った。30年の充電期間を経ての復活公演として、全国10都市を巡演する。

 三谷氏は、会見のMCを務めた俳優・相島一之とともに登場。94年公演を最後に「30年間の充電期間に入る」と宣言していたが、その言葉通り30年の時を経てこの日、待望の新作製作を発表した。

 三谷氏は、新作タイトルを「『蒙古が襲来』です。舞台は、鎌倉時代で群像劇であり、時代劇であり、コメディーです」と説明。新作のあらすじについて「蒙古がやってくるその日の朝、何も知らない九州の漁村が舞台で、そこで繰り広げられるアットホームなコメディーです。これしか決まっておりませんが、何となくすごい傑作になる予感が、もうあります。日本の演劇史に残るものを作りたい」と名作誕生を予告した。

 同劇団は、三谷氏を中心に1983年に旗揚げ。相島や西村まさ彦らが所属し、90年代は東京で最もチケットの入手が難しい若手劇団のひとつだった。94年「東京サンシャインボーイズの『罠』」を最後に30年間の充電に突入。09年3月には、東京・シアタートップスの閉館に際した最終公演「returns」を上演し、15年ぶりに期間限定で復活していた。

 新作には梶原善や甲本雅裕、小林隆、宮地雅子らおなじみの劇団員が集結する。加えて、09年の復活公演で初参加した女優・吉田羊も出演することから、三谷は「(吉田は)研究生として参加してもらいます」と紹介。吉田は「研究生の吉田羊です。15年経ってこうして呼んでいただけてうれしいですし、15年間辞めずに続けてきてよかった。皆さんの中では一番の若手ですので、新人女優のつもりで頑張ります」と意気込んだ。

 三谷は、劇団員の再集結を喜びながら「感無量というか、おじさんおばさんばっかりで、病院の待合室をみているようだなと思いますね。まさか本当に30年後に復活できるとは思っていなかった」としみじみ。一方で、劇団の本格復活はきっぱり否定し「この公演の後は、80年の充電期間に入ります。次回公演は2105年です。今世紀最後の公演をお見逃しなく!」と呼びかけた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください