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岡沢セオン「最高の状態を作れば金メダル」 原田周大「今が人生で一番強い」 ボクシング・パリ五輪代表が練習公開

スポーツ報知 / 2024年7月11日 20時32分

記者会見でポーズを決めるパリ五輪ボクシング代の岡沢セオン(左)と原田周大 (カメラ・上村 尚平)

 ボクシング男子のパリ五輪日本代表で、71キロ級の岡沢セオン(INSPA)と57キロ級の原田周大(専大)が11日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。26日に開幕する本番に向け、ミット打ちなどで精力的に汗を流した。

 岡沢は21年東京五輪はウエルター級(69キロ級)で2回戦敗退。その悔しさを胸に、同年の世界選手権で日本勢初の金メダルを獲得。昨年の杭州アジア大会は71キロ級で優勝を飾った。東京五輪の雪辱へ「メンタル的にもかなり落ち着いている。しっかり最高の状態を作れば金メダルは取れる」と自信を口にした。

 原田は杭州アジア大会で準優勝し、代表切符をつかんだ。22歳で挑む初の五輪に向け、岡沢とともに海外で武者修行に励み「今が人生で一番強い」と手応えは十分。持ち味の左ジャブからの組み立てを生かし「今までやってきたことを信じてやる。左ジャブを出し続けて、相手を嫌がらせてポイントを取って、動いて勝ち逃げする形しか考えてない」と、頂点へのイメージを膨らませた。

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