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櫻坂46・藤吉夏鈴「今振り返るとすごく幸せ」、映画初出演・初主演、小林啓一監督からの手紙に感涙

スポーツ報知 / 2024年7月11日 21時53分

映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(小林啓一監督)の完成披露先行上映に出席した(左から)綱啓永、久間田琳加、藤吉夏鈴、高石あかり、中井友望、高嶋政宏

 女性アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴が11日、都内で行われた初主演映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(8月9日公開、小林啓一監督)の完成披露先行上映舞台あいさつに出席した。

 学園の闇に迫り、「善悪」や「正義」とは何かを問いかける“社会派”青春エンターテインメント。私立高校の新聞部の新米記者を演じた藤吉は、映画初出演・初主演した。

 この日登壇できなかった小林監督から「藤吉さんは僕が今まで出会ったことのない稀有(けう)な存在で、演出の手を加えてしまうと、藤吉さんの個性を潰してしまうのではないか、という恐怖がありました。本読みやリハーサルを重ねていくうちに藤吉さんのポテンシャルに気付き、僕が今持っているものをぶつけてみようと決心しました。映画初出演で、いきなりの主役。将来が期待される藤吉さんを、最初で躓(つまず)かせるわけにはいかない。僕なりに責任と覚悟を持って演出しました」「主役という重圧や慣れていない環境の中、かなり不安だったと思いますが、藤吉さんは要求に、1つ1つ真剣に答えてくれました。決して器用なタイプではないと思います。つらかったと思います。でも、藤吉さんの頑張りで、唯一無二の主人公像ができ上がりました。一見、演技なのか、素なのか分からない奇跡的な演技は、偶然生まれたのではなく努力の結晶です。藤吉さんとご一緒できて本当に良かった。僕にとって、藤吉さんは戦友です。『役者・藤吉夏鈴』の今後が楽しみです。本当に、本当に、ありがとうございました」という頑張りをたたえる手紙が読み上げられると、感情を抑えきれず、涙を流した。

 藤吉はしばらくの沈黙した後、「涙が…。今日、泣く予定じゃなかった…」と感無量の様子。「この映画を作っている時、何度も、暗い部屋の中にいるような感覚になることがたくさんあったんですけど。監督と皆さんと1つの作品を作ることができて、今振り返るとすごく幸せでしたし、完成した作品を見た時、すごく愛(いと)おしかったです。監督に会いたいです」と声を絞り出した。

 司会者から「また、俳優をやり続けたいですか?」と聞かれ、真っすぐ前を見て「はい。頑張ります!」と回答。場内は割れんばかりの拍手に包まれていた。

 この日は高石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永、高嶋政宏が出席。トロッコとは、新聞業界用語で「新人記者」のことで、「まだ記者(=汽車)として一人前でない」という冷やかしの意味合いがある。現在ではほとんど使われていない。

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