【ＤｅＮＡ】京田陽太がプロ８年目で初のサヨナラ打で３連勝 巨人との首位攻防戦へ三浦大輔監督「一戦一戦、戦っていくだけ」

延長１０回１死三塁、サヨナラの中前適時打を放ったを放った京田陽太（カメラ・清水　武）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ３ｘ―２中日＝延長１０回＝（１１日・横浜）

　ＤｅＮＡは延長１０回に京田陽太内野手がサヨナラ打を放ち、サヨナラ勝利。今季４度目の同一カード３連勝で２位に浮上し、首位・巨人にゲーム差０に迫った。

　無我夢中だった。１０回１死一塁。京田は１２７キロの外角低めのスライダーに食らいついた。中前に打球が落下したのを確認すると、両腕を突き上げ喜びを爆発させた。プロ８年目で初のサヨナラ打を放ち「すごくうれしいです！何とかバットに当てれば事が起きると食らいついた結果、いいところに落ちてくれた。日頃の行いがいいのかな」。１―０の３回１死一塁では三振、５回には併殺打、８回には三振ゲッツーに倒れた悔しさを晴らした。

　夏の人気イベント「スターナイト」は２０２１年から１０連勝。旧字体の「横浜」という文字と青バラが胸元に施され、背ネームは漢字とインパクト大なユニホームだが「僕、結構このユニホーム好きで。なかなかないじゃないですか。力が出るというか。気に入ってます」と頬を緩ませた。

　１２日からは敵地で巨人との首位攻防戦が行われる。三浦大輔監督は「変わらず一戦一戦、戦っていくだけ」と語気を強めた。