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渡辺雄太がB1千葉Jと基本合意 30クラブ争奪、年俸3億円超か SNSに背番号に込めた思いもつづる

スポーツ報知 / 2024年7月12日 5時0分

出国するバスケットボール男子のパリ五輪代表・渡辺雄太

 プロバスケットボール男子B1リーグの千葉ジェッツは11日、パリ五輪日本代表で、世界最高峰のNBAで日本人最長6季プレーした渡辺雄太(29)と、2024~25年シーズンの契約で基本合意したと発表した。渡辺は自身のインスタグラムで「新しい環境での旅の始まりに本当にワクワクしています!」と心境をつづった。この日、日本代表の一員として初の8強入りを目指す五輪に向けて出発。大会後の8月に会見を実施する。

 “史上最大規模”の争奪戦に終止符が打たれた。人気と実力を兼ね備え、グリズリーズでの昨季終了後にBリーグ入りを宣言した渡辺を巡り、25~30のクラブが獲得に動いたと話す関係者もいる。昨季NBAでの年俸3億円超えと同等まで高騰した可能性もある。渡辺は4月に「僕を本気で欲してくれるチームに全力を注ぎたい」と熱意や環境面を重視。過去のNBAでも高額オファーを断り、チームの熱量を大切にしてきた。

 6月には海外メディアが渡辺の千葉J入りを報道。「渡辺雄太は千葉ジェッツに加わる寸前だ」と掲載し、FIBA(国際連盟)も公式サイトで、パリ五輪で日本のキーマンに渡辺を挙げ「来季は千葉ジェッツでプレーする予定」と思わぬ“フライング”もあった。

 背番号は1。「新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートする」とSNSに記した。開幕戦は10月5日の宇都宮戦。約1万人収容可能な新本拠地「ららアリーナ東京ベイ」が会場だ。普段から仲の良い富樫勇樹(30)ともタッグを組む。「Bリーグでは優勝目指してやっていきたい」と渡辺。千葉Jから、バスケ人生第2章が始まる。

 ◆渡辺の移籍を巡る動き

 ▽4月20日 グリズリーズでの今季終了後、自身のインスタグラムで「来季からは日本に帰ってプレーをさせていただく」と表明。

 ▽6月11日 海外メディアが千葉J加入の可能性を報道。

 ▽同26日 国際連盟が公式サイトで「来季は、千葉Jでプレーする予定」と記し、後に削除。

 ▽同29日 日本代表合宿に合流も左ふくらはぎの肉離れを明かす。

 ▽7月8日 パリ五輪の日本代表に選出される。

 ▽同11日 日本を出発。千葉J入りを発表。

 ◆渡辺 雄太(わたなべ・ゆうた)1994年10月13日、香川県出身。29歳。小1からバスケを始め、米ジョージ・ワシントン大卒業後の2018年7月、グリズリーズとツーウェー契約し、同年10月に日本人2人目のNBAデビュー。20年12月にラプターズとツーウェー契約、21年4月には本契約。22~23年はネッツ、23年からはサンズ、途中でグリズリーズ移籍。21年東京五輪代表。23年W杯で48年ぶり自力五輪出場権獲得に貢献。22年に久慈暁子アナウンサーと結婚。206センチ。

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