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【高校野球】立命館慶祥が2年連続8強 「立」「命」「館」打線で17安打11得点…南北海道大会

スポーツ報知 / 2024年7月12日 5時55分

スタンドに向かって駆け出す立命館慶祥ナイン(カメラ・島山知房)

◆第106回全国高校野球選手権南北海道大会 ▽1回戦 立命館慶祥11―0苫小牧工=5回コールド=(11日・札幌円山)

 開幕し、1回戦3試合が行われた。立命館慶祥は、11ー0の5回コールドで苫小牧工に大勝し、2年連続8強入り。2イニング連続打者一巡の猛攻で先発全員の17安打を放った。札幌国際情報は、2番手・藤原健伍投手(3年)の好救援で札幌第一を退け、3年ぶりの初戦突破。函館大有斗は、主将の2番・能戸優雅三塁手(3年)に大会第1号の本塁打が飛び出し、苫小牧中央に競り勝った。

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 「立」「命」「館」打線が快音を連発した。激戦の室蘭地区を勝ち抜いてきた苫小牧工投手陣から長打4本を含む先発全員の17安打11得点。10年ぶり出場の古豪を圧倒し、滝本圭史監督(43)は「地区予選も厳しい戦いが続いていましたし、もっと厳しい試合になると思っていた。出来すぎですね」とうなずいた。

 1、2回を無得点に抑えられた相手のサイド右腕・岡田を2巡目で攻略した。3回に1番・横谷塁右翼手(2年)の二塁打から先制点を奪うと、2番手の桑村からも安打を重ねて犠打、犠飛と死球を挟み7打数連続安打で5得点。4回は2イニング連続打者一巡の猛攻で4点を追加し、早々と試合を決めた。

 強みは層の厚さだ。新チームが発足した昨夏、主力と控えの壁を撤廃した。戦力が分散するように「立」「命」「館」の3チームに選手を振り分けて対外試合を実施。全選手に均等に出場機会を与え、経験を積ませてきた。この日3安打の4番・戸嶋陽斗二塁手(3年)は今夏にレギュラーをつかんだばかりだが「試合の経験がたくさんあったので、緊張はなかった」。代打出場の大谷竜平内野手(3年)も適時三塁打をマーク。打席に立った全選手が安打を放ち、経験値の高さを示した。

 2年連続の初戦突破を果たし、次に待ち受けるのは4強の壁。創部以来、準々決勝は6戦6敗と苦戦が続いている。札幌国際情報のエース右腕・今村と小、中学校で同じチームでプレーした戸嶋は「すごく楽しみ。絶対に今村君から打ちたい」。初の準決勝進出で、エスコンフィールド一番乗りを決める。(島山 知房)

 ★苫小牧工・平山良行監督(相手の“サイン盗み”疑惑を指摘)「おかしいなって。スッキリしない」

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