玉川徹氏、都心で大繁殖「ウミネコ」被害で警鐘「今、何とかしないと…」

テレビ朝日

　テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）は１２日、都心でウミネコが大繁殖して鳴き声やフンなどの被害が出ていることを報じた。

　番組では江東区内のマンション上空で今月１１日午前５時にウミネコが旋回し鳴いている様子を撮影。騒音に住民は苦悩しさらにウミネコのフンが道路に落ちている被害も伝えた。

　スタジオでは都心にウミネコが繁殖した背景を紹介。それによると、１９９０年代に上野動物園が保護したウミネコを放鳥。近くの不忍池で繁殖した。２０１３年にビルの屋上で営巣を確認し繁殖地が拡大していったという。

　コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏はウミネコの被害防止に「巣を見つけて巣を駆除していくしかないです」と提言した。さらに番組では、ウミネコの行動圏は１日で数十キロから数百キロで都心のビル街からえさ場の東京湾まで行動範囲内であることを伝えた。これを受け「今、何とかしないと…あの行動半径から見たらみんなあり得る」と指摘していた。

　さらに９０年代に放鳥したのが上野動物園であることから「上野動物園って都立だから都が責任をもって駆除していくことをやらないとダメなんじゃないですかね」と指摘していた。さらに「誰の責任でこうなったのかはちゃんと調べないといけないんじゃないですかね」とコメントしていた。