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【高校野球】鹿島学園「投げる球がなくなったらストレート」尾花氏の教えで投手開花 エース中根5K

スポーツ報知 / 2024年7月12日 14時5分

3回無失点投球の鹿島学園・中根健太郎投手(カメラ・中西珠友)

◆第106回全国高校野球選手権 茨城大会 ▽2回戦 鹿島学園7-1中央(12日・ひたちなか市民球場)

 最速142キロ左腕の中根健太郎投手(3年)が投打でチームの勝利に貢献した。雨の中の試合に「グラウンド状況も悪くてボールも多かった」と反省しつつ、3回1安打無失点の投球に「力抜いて、足使って投げられたのでよかった」と収穫を口にした。打っては3回に2ラン。カウント2―0からの3球目「まっすぐきたら狙ってやろう」と待っていた球を1発で仕留め、右方向に運んだ。

 同校では、今年1月からヤクルトのエースとしてプロ通算112勝を挙げ、2010年から2年間、横浜(現DeNA)の監督を務めた尾花高夫氏(66)がコーチに就任。「投げる球がなくなったら『打てるもんなら打ってみろ』と思ってストレートを思いっきり投げてみろ」とアドバイスをもらったといい、直球を中心に投げ5三振を奪った。スタンドで観戦した尾花氏は「まあまあ、最初にしてはいいと思います」と話した。

 肘の故障の影響でこの日は3回で降板。4回には大窪健介投手(3年)が1失点の後、なお1死一、二塁の場面では、一塁の中根がマウンドに歩み寄り、大窪の背中を押した。肘の状態について問われると「初回からよくなかった。夏大会後に手術する」と明かした。

 投手4人で計12三振。尾花氏のいう「気持ちの直球」で21年以来の3年ぶりの甲子園を目指す。

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