フリーに転身した松丸友紀アナ「(仕事に)NGはなしです!」
スポーツ報知 / 2024年7月13日 10時0分
テレビ東京の人気アナウンサーとして活躍した松丸友紀アナ(43)は、6月末で同局を退社し、芸能事務所「プロダクション人力舎」に所属した。独立後初のインタビューに応じ、「いただいた仕事は全部挑戦したい。NGはなしです!」と展望を語った。
(坂口 愛澄)
お笑いが中心の人力舎に女性アナが所属するのは初めてだと明かした松丸アナ。テレ東の人気バラエティー番組「ゴッドタン」(土曜・深夜1時50分)で長年共演してきたお笑いコンビ・おぎやはぎとの縁がきっかけだった。
「産休、育休を経て2018年に職場復帰してから、なかなか思うように子育てと仕事の両立ができず、ずっと悩んでいて。矢作兼さんに相談する機会があって『フリーになるんだったら、うちにおいでよ!』と温かく声をかけてくださったんです。お世話になれたらと思い、決意しました」
04年に入社後、1年目で同局の看板番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(月~木曜・後10時、金曜・11時)に抜てき。同番組と並行しながら、アシスタントとして出演し、ブレイクのきっかけとなったのが「ゴッドタン」だった。
「当時、まだ入社2年目でした。アナウンサーとしての転機が早めにきました」
同番組は「業界視聴率が高い番組」として知られ、おぎやはぎや劇団ひとり、バナナマンらが出演。報道キャスター志望だった松丸アナにとって、経験していないことの連続に、戸惑うことも度々あった。
「台本通りに全くいかない。そうかと思えば、こっちにも矢が飛んできて(笑い)。例えば『コマネチやってみて』と言われたりもして、『コマネチなんて人様の前で!?』と、本当にやっていいのか分からず、かわしていたりもしたんです。正直、お笑いの空気を壊している感覚もありました」
初のバラエティー番組ということもあり、立ち居振る舞いが分からず、葛藤の日々は続いた。向き合い方が変わったのは、同番組でADをしていた同期の男性の一言だった。
「『丸ちゃん、このままだとクビになるよ、まずいよ!』って言われて。アナウンサーも番組の作り手であり『制作側の意図もくみ取って皆で作り上げるんだから、それを壊しちゃダメだよ』とアドバイスをくれたんです。それからは、他局のバラエティー番組も研究し、必死に勉強しました」
実直な性格が故に「どうしても気負いすぎるし、肩に力が入ってしまう」という松丸アナ。共演のおぎやはぎからは自然体でいることの大切さを学んだという。
「一緒に共演していても心地いいんですよね。カメラの前に立つと硬くなってしまうし『何か面白いことを言わないと』と思っていたんですが、『アナウンサーなんだから面白くなくてもいいんだよ』と言って、肩の力をいつも抜いてくれていました。ありがたかったですね」
「ゴッドタン」への出演は、退社後も継続することが決まり「どうなるんだろうとドキドキしていたので、本当に継続させていただけることはありがたいし、うれしくて」と安どした表情を浮かべた。
私生活では14年に競輪選手の新田康仁(50)と結婚し、7歳になった長男の子育てに奮闘中だ。育休明けの19年からは情報番組「よじごじDays」(月~金曜・後3時40分)を担当し、仕事との両立は苦労も多かった。
「初めての帯番組だったのでいい経験になると思って始めたんですが、(子供が)小さい時はすぐに熱を出しちゃうんですよね。保育園から『お迎えに来てください』と留守電が入って、半泣きになりながらダッシュでお迎えに行ったこともありました」
愛息の話題になると、優しい表情を浮かべ、近況をうれしそうに明かした。小学1年生になり、松丸アナの新たな門出を応援してくれているようだ。
「息子が見ている番組にママが出られるチャンスがあると思ったみたいで。バラエティー番組の『バナナサンド』(TBS)が大好きで、『ママ! これ出られるの? 出てよ~』って言ってました。まだオファーはないんですけどね(笑い)」
新人時代には、タレントのマツコ・デラックス(51)からモデルと間違われ、マツコの著書「世迷いごと」(双葉社)でも「女子アナ一の美人」と大絶賛されている。
「そんなふうに言ってくれたのは幻なんじゃないかなと思っていて、半信半疑で。父が『マツコさんがこんなこと書いてるよ!』と、わざわざ付箋まで貼って教えてくれたんです。そんな褒められるような人間じゃないので、不思議です」
8月には人力舎ネタライブ「夏ネーター2024 ~大玉すいか編~」で矢作とMCを務めるなど、活動の幅を広げていく。バラエティーのイメージが強いが「報道キャスターも諦めていません」と断言する。
「いつか、報道キャスターの席に座るのが夢なんです。ラジオも大好きなので、やってみたいですし、いただいた仕事は全部挑戦したい。NGはなしです!」
◆松丸 友紀(まつまる・ゆうき)1981年5月13日、東京都生まれ。43歳。青学大在学中に日本さくらの会による「さくらプリンセス」に選出。2004年にテレビ東京に入社。人気バラエティー番組「ゴッドタン」で人気に。14年に競輪選手の新田康仁と結婚。17年に第1子となる長男を出産。特技は創作ダンス。趣味は骨董(こっとう)市巡り。
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