【ＤｅＮＡ】僅差を守りきれずにサヨナラ負け 救援陣が粘れず三浦大輔監督「この経験を明日どうつなげるか」

三浦大輔監督

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人３×―２ＤｅＮＡ（１２日・東京ドーム）

　ＤｅＮＡは僅差で逃げ切ることができず、巨人にサヨナラ負け。首位攻防戦で勝利することはできなかった。

　粘りきることができなかった。２―１の８回。３番手で登板した坂本が先頭の丸に同点ソロを被弾。同点で迎えた９回には試合前まで１１試合に登板し、防御率０点台だった京山がマウンドに上がるも、先頭の大城に二塁打を打たれ、なお１死三塁。若林に初球のスプリットを左前へ運ばれ、試合が決まった。

　打っては０―１の４回に前戦（１１日・中日戦）でサヨナラ打を放った京田が、同点打を打つと、４回には佐野の適時二塁打で勝ち越しに成功。しかし、６回以降は無安打と打線が沈黙し、４月８日以来の首位を奪うことはできなかった。

　２軍で調整中の伊勢や山崎の穴を埋めるべく、若手投手陣が奮闘している。三浦大輔監督は「この経験をどう生かすか。虎大（中川）も走者を出したあと粘って、京山も最後悔しい思いをしている。この経験を明日どうつなげるか」と語った。チームは３位転落も首位とはゲーム差１。「逃げ切るのが理想かもしれないけど、そう簡単にはいかなかった。負けは負けなのでもちろん悔しい。明日どうやって戦うか、勝つかを考えてやっていきます」と先を見据えた。