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【阪神】岡田彰布監督「三振は何も起きないって言うてるやんか」高橋宏斗の前に11三振・・・連勝4でストップ

スポーツ報知 / 2024年7月13日 5時0分

4回2死二、三塁、空振り三振に倒れた佐藤輝明(右)と、厳しい表情の岡田彰布監督(左)(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 中日3―0阪神(12日・バンテリンドーム)

 阪神・岡田監督が眉間にしわを寄せた。3点を追う4回1死二、三塁。ギアチェンジした高橋宏の高速スプリットに大山、佐藤輝の中軸が屈し、連続空振り三振でチャンスを逃した。「三振は何も起きないって言うてるやんか。それが4番、5番やねんから、しゃあないわのう。4番、5番に聞いてもらわんと。俺は分からへん」と首をひねった。

 7試合連続で先取点を奪われる苦しい展開。直近4試合連続逆転勝利と反発力を見せていた打線が、無双右腕が投じる最速157キロの直球に完敗した。9回のマルティネスからの1三振も含めチームで12三振。微妙なストライク判定に苦しむ選手も多かったが、指揮官は「ストライク言うたらストライクでしゃあないやん。覆らへんやん。当たり前のことやんか」とバッサリ斬った。

 今季11度目の完封負けで連勝は「4」でストップ。2位から一気に4位へ転落した。「1点、2点勝負やなと思うわな。(2回は)あっという間の3点やったからのう。最近の(高橋宏の)調子を見たらお前、3点はきついわ」。虎が誇る希望の星・前川も3試合、12打席連続無安打と疲れが見える。次戦は必勝。一丸で流れを取り戻したい。(中野 雄太)

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