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【中日】若きエースがチームトップ6勝目で防御率0・58の“隠れ1位” 支配下登録されたばかりの同学年の粘投に刺激

スポーツ報知 / 2024年7月13日 5時0分

力投を続ける高橋宏斗(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 中日3―0阪神(12日・バンテリンドーム)

 若きエースがチームの連敗を止めた。中日・高橋宏が8回3安打無失点で、チームトップの6勝目。「いい状態を継続して投げられてる。長い回を投げれば、休める投手もいるので、意識していた」。プロ4年目で阪神戦初勝利に汗を拭った。

 今季最速タイの157キロを計測し、今季最多に並ぶ11奪三振。規定投球回未到達も防御率0・58は“隠れ1位”だ。4回に1死二、三塁とピンチを背負うも「1点もやらないつもりだった」と大山、佐藤輝をいずれもスプリットで空振り三振にねじ伏せた。

 同学年の粘投に刺激を受けた。支配下になった松木平が10日のDeNA戦(横浜)でプロ初登板初先発。普段は練習後、宿舎に戻るが、仲間の投球を球場で見守った。7回3失点の黒星デビューにも「東さん相手に堂々としていた。走者を出してもしのいでいた」とたたえた。

 事前に支配下登録を知っていた高橋宏は5日の広島戦(バンテリンD)前、松木平に「お前のために頑張るわ」と連絡。約束通り、自身初のマダックス(100球未満での完封)を達成し、仲間の支配下を祝福した。この日は、休養日だった松木平も球場を訪れ、右腕の投球を見守った。

 「お互いに高め合っていきたい」と高橋宏はチームとして今季16度目の完封勝利に胸を張った。立浪監督は「8回のピンチも粘ってくれたし、成長を感じる」と笑顔。思いやりあふれる右腕が、3連敗の重い空気を払拭した。(森下 知玲)

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