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藤川球児氏、阪神・村上頌樹は「何かを変えようと動かないこと」勝敗分けた中日打線の組み替え

スポーツ報知 / 2024年7月13日 5時0分

2回無死二塁、細川成也に左翼へ2ラン本塁打を打たれた村上頌樹(左は二塁走者の高橋周平)(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 中日3―0阪神(12日・バンテリンドーム)

 阪神・村上は決して悪い投球内容ではなかった。高橋宏との投げ合いでロースコアのゲームになることは想定内。そのなかで、勝敗を分けたポイントを挙げるとすれば、中日打線の組み替えだろう。

 スムーズな立ち上がりを見せたが、2回先頭のプロ初4番の好打者・福永に右翼線二塁打を浴びた。これは、追い込んでから外角直球をうまく打たれたもの。そして、続く高橋周に右翼線へ先制打を許し、4番から6番に打順が下がった細川に左翼席に運ばれて主導権を握られた。

 この一発も低めフォークで失投とは言えない。しかし、投手心理としてはやはり、4番に対する攻め方と違ってくる。わずかな力の入れ具合や目に見えない細部、ほんの小さなことがボールに表れる。細川も少し楽に打席に入れたかもしれない。そういう勝負のあやがあったイニングだった。

 村上はオーソドックスな投手で低め直球の伸びが持ち味。実質2年目で打者が慣れてきていることは間違いない。ただ、繰り返すが、投球は悪くない。自分から何かを変えようと動かないことが大事だ。(藤川 球児)

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