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嵐・松本潤、舞台「正三角関係」開幕コメント「1回1回を大事に心を込めてやっていきたい」

スポーツ報知 / 2024年7月12日 23時9分

舞台「正三角関係」で花火師役を演じる松本潤

 嵐の松本潤、女優の長澤まさみ、俳優の永山瑛太が12日、11日に開幕した「正三角関係」(8月25日まで、東京芸術劇場プレイハウス)の初日公演を終えてコメントを発表した。

 劇作家・演出家の野田秀樹氏による「NODA・MAP」の新作舞台。花火師の一家の物語で、松本が長男の花火師、永山が次男の物理学者、長澤が三男の聖職者を演じる。

 松本は5月30日をもって個人の活動のみ事務所から独立後、舞台出演は本作が初めて。野田氏とは初タッグで、舞台出演は13年ぶりとなったが「不思議なくらい全く緊張しませんでした。とにかく1回1回を大事に、心を込めてやっていきたい」と誓った。

 野田氏は、松本ら出演陣について「初日を迎えられて、みんなの力に本当に感謝しています。実際、横で見ていても、潤には頼もしさを感じましたし、瑛太もまさみちゃんも、通し稽古で言われたことをきっちり調整してきて、すごい役者だなと改めて思いました」と信頼感をのぞかせた。

 東京公演後は、9月~11月に北九州公演、大阪公演、英ロンドン公演を行う。

 ◆松本コメント

 念願のNODA・MAP作品、しかも13年ぶりの舞台の初日でしたが、今日は不思議なくらい全く緊張しませんでした。もともと本番はとても緊張するタイプではあるのですが、野田さんが一緒にいるからなんとかなるだろうという安心感がありましたし、今さら焦ったところでどうにもならない。ここまでみんなで積み重ねてきたことを精一杯出すしかない、という気持ちでした。

 野田さんが書いた素晴らしい作品を、どこまで表現できるのか。あと79回しか演じられないので、とにかく1回1回を大事に、心を込めてやっていきたいと思います。

 ◆長澤コメント

 初日にあまり緊張しないのは初めてだなと思っていたら、途中からすごく緊張してしまいました。とはいえ、みんなで息を合わせて作っていく舞台に、安心感をもって集中して挑めている感覚がありますし、何か起きてもみんなで補い合いながらやれるところも、野田さんの作品の魅力だなと感じています。

 毎日なかなか同じようにはいかないのですが、自分をコントロールして、芝居をすることをちゃんと楽しめるところまでいけたらなと思います。仲間と息を合わせながら、毎回新鮮な気持ちで二役を演じていきたいです。

 ◆永山コメント

 舞台初日の空気感を久しぶりに味わって、NODA・MAPのお芝居に出られてよかったと改めて感じました。稽古で試行錯誤を重ねて、みんなで「これだ」と思えるところまで作ってきたのに、本番にはやっぱりイタズラ好きな演劇の小悪魔がいるものだなと実感した初日でもありました。

 今日はそのライブ感みたいなものも含めて、お客様に楽しんでいただけたのかなと思いたいですし、舞台は生もので毎日違うということを肝に銘じて、今後もなぞらず新鮮に、楽しく演じていきたいです。体調と一緒に精神面もうまく整えながら、ロンドンの大千穐楽を迎えられたらと思います。

 ◆野田氏コメント

 シンプルなつもりが結構複雑な構造の芝居になっていることに稽古の途中で気が付いて、お客さんはどう反応するだろう?とドキドキしていたんですが、劇場に入ってからは構造がぐんぐんクリアになってきました。それはやっぱり、役者さんとスタッフさんの力。良い初日を迎えられて、みんなの力に本当に感謝しています。

 実際、横で見ていても、潤には頼もしさを感じましたし、瑛太もまさみちゃんも、通し稽古で言われたことをきっちり調整してきて、すごい役者だなと改めて思いました。お客さんからの笑い声も新鮮で嬉しかったですね。全部で80公演あるといっても、お客さんは毎回違う。明日からも、しっかり届けていかなければと思っています。

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