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巨人・戸郷翔征、6回113球2失点粘投も満足せず「先制点を守り抜けなかったことが悔しい」 

スポーツ報知 / 2024年7月13日 5時15分

先発の戸郷は6回2失点の好投(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERA セ・リーグ 巨人3×―2DeNA(12日・東京ドーム)

 戸郷は思わず「あ~」と声を上げて眉間にしわを寄せた。1―1の5回2死一塁。佐野にフォークを捉えられ、左翼線に勝ち越し適時二塁打とされるとガックリと肩を落とした。「先制点を取ってもらったのに守り抜けなかったことが悔しい」。6回113球を投げ、7安打2失点。8回に丸の同点ソロで負けは消えたが、8勝目はお預けとなった。

 エースである以上、この内容では満足できない。「カウント球の変化球も入ってなかったですし、いいものがなかった」。打者27人の対戦のうち、12人が初球ボールとなるなど制球に課題を残した。それでも6Kを奪うなど、大きく崩れることはなくクオリティースタート(6回以上自責3以下)は達成。「野手の方に感謝したいですし、次はいい雰囲気を作れるように。金曜日ですし、そういう立場っていうのは理解はしてます。もっと反省しながら試合に臨めたら」と悔しさを糧にすることを誓った。

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