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ジョコビッチがムゼッティ退けウィンブルドン10度目の決勝進出 連覇狙うアルカラスと対戦へ

スポーツ報知 / 2024年7月13日 4時22分

◆テニス ▽ウィンブルドン選手権 第12日(12日、ロンドン・オールイングランド・クラブ)

 男子シングルスの準決勝が行われ、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第25シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に6―4、7―6、6―4で快勝。2018年から6大会(20年は新型コロナウイルスの影響で中止)連続10度目の決勝進出を果たした。

 歴戦の王者が、その力を見せつけた。ジョコビッチは安定したショットと、チャンスとみれば積極的にネット前に出て着実にポイントを奪取。全仏オープン後に右膝を手術したとは思えない軽快なフットワークも見せ、主導権を握った。初の準決勝となったムゼッティもウィナーが34で同数、凡ミスがジョコビッチの31よりも少ない22と、堂々と渡り歩いたが、最後はムゼッティのフォアハンドがアウトとなり、2時間48分で退けた。

 14日の決勝の相手は前回覇者で第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)。全仏オープンも制した21歳の相手とは昨年も決勝で対戦し、フルセットの末に敗戦。リベンジを達成すれば、ロジャー・フェデラー(スイス)に並ぶ8度目のウィンブルドン制覇に加え、同大会史上最年長優勝(37歳53日)、4大大会25勝と、また新たな偉業を成し遂げることになる。

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