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巨人・門脇が泉口にモンテスに「負けられない」遊撃争い! 満塁一掃二塁打で猛アピール…阿部監督「結果出せば使う」

スポーツ報知 / 2024年7月14日 5時30分

6回2死満塁、門脇が右中間に走者一掃の適時二塁打を放つ(カメラ・中島 傑)

◆JERA セ・リーグ 巨人6―1DeNA(13日・東京ドーム)

 値千金の一打で勝利へのムードが高まった。阿部監督の起用に門脇が応えた。2―1の6回2死満塁から右中間フェンス直撃の走者一掃3点適時二塁打。「チャンスをもらった以上、1球逃したら負けぐらいの気持ちで仕留めにいきました」。1ボールから松本凌の速球を強振。無死満塁から岸田、若林が凡退した中で価値ある大仕事を果たした。

 阿部巨人初の7連勝。その裏には指揮官の鬼のマネジメントがあった。3連勝目の6日のヤクルト戦(神宮)。先発して好機で2打席連続3球三振の萩尾を3回の守備から若林に代えた。後日、その真意を明かした。「ああいう懲罰的な交代は本当はしたくないんだけど年に何回かはね。ピリッとさせないといけないから。それで自分がたたかれようが関係ないし」。萩尾の練習熱心さを高評価しながら「(打席での)プロセスが大事」と厳しさを見せた。

 その空気感は若手に伝わり、門脇の危機感もさらに増した。連日、早出特打で振り込み。2試合連続「8番・遊撃」で先発して2安打、直近6試合で9打数5安打の猛アピールだ。泉口と遊撃を争う中で二遊間、三塁を守る新外国人モンテスの入団が決まり「負けられない」と力に変える。

 阿部監督は競争激化について「いい刺激になると思うし、結果を出せばこっちは使う。それがプロ野球」と歓迎。走者一掃適時二塁打を「大きかった。ナイスバッティング」とたたえながらも「打ったのはいいけど、その前の打席は反省するところはあるんじゃないか」と2回無死二塁の空振り三振、4回2死の投ゴロに注文をつけることも忘れなかった。門脇も「とんでもない球を振ってしまった」と猛省した。

 門脇、泉口、モンテスは三塁も守れるが、再昇格2日目はスタメンから外れて出場機会がなかった坂本も三塁で完全復活を目指している。大城卓が一塁の時は岡本和が三塁に入るなど守備布陣に様々な選択肢がある。「勝ちだしたら、みんな勝てるチームだと思っている。ここでボーンヘッドだったりがないようにして連勝を1つでものばせたらいい」。貯金7で3年ぶり前半戦勝率5割以上ターンが確定。激しいサバイバルが推進力になっている。(片岡 優帆)

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