【プチ鹿島の本音】なぜ岸田首相はアツい議論を避けるのか
スポーツ報知 / 2024年7月14日 12時0分
「今年買ってよかったもの」というテーマで先日ラジオ番組で話しました。私は東京ドームの巨人戦シーズンシートと答えた。グラウンドが一望できる2階席が好きなのですが、後半戦限定のプランで思い切って購入しました。仕事の励みになるし、アツい場所だけど避暑地にもなる。とたんに夏が楽しみになったのです。
さて「ここ数年で買ったよかったもの」に広げるとベストワンは日傘です。酷暑の外出時に日傘はかなり助かります。正直に言うとそれまでは「おじさんが日傘なんて…」と迷っていました。でも性別や年齢や固定観念にとらわれるのは古い。そんな自分に気づいた。本当に買ってよかった。もし読者の中で日傘使用を迷っている方がいたら強力におすすめします。
酷暑対策で言うと岸田首相が電気・ガス代補助(8月~10月)の再開を6月末に発表しました。物価高に対応する経済対策という。首相の狙いについては読売新聞が「総裁選をにらみ、2割台に低迷する内閣支持率を上向かせたいとの思いからだ」とあっさりと書いていた(6月22日)。ここまでミエミエなのもすごい。
さらに言えば、今回の発表までのプロセスを見ると疑問がある。本当に「酷暑乗り切り」のためなら、なぜ7月は補助の対象外なのか? これについても読売には事前調整が十分に行われていないために「場当たり的」という批判が出ていると書かれていた(6月25日)。
まだ体が慣れていない7月のほうが暑さはキツく感じるもの。特に年配の方はそうでしょう。国会が終わってから突然言いだすのではなく、議論していれば7月開始も間に合ったかもしれないし、狙いがあやふやな補助が妥当かどうかもテーマになったはず。首相は議論のアツさをなぜ避けるのでしょう。(時事芸人)
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