中島健人「俳優として大きな挑戦」グループ卒業後初ドラマ…ＳＮＳトラブルを解決する弁護士役

会見で“他人事ポーズ”を披露した（左から）片平なぎさ、中島健人、白石聖（カメラ・坂口愛澄）

　テレ東系初主演「しょせん他人事―」　俳優の中島健人（３０）がテレビ東京系で初主演を務める１９日スタートの連続ドラマ「しょせん他人事（ひとごと）ですから～とある弁護士の本音の仕事～」（金曜・後８時）の記者会見がこのほど、東京・六本木の同局で行われた。

　３月末に「Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅ（現ｔｉｍｅｌｅｓｚ）」を卒業後、初のドラマ出演となる中島は、金髪で登場。ＳＮＳなどネットでのトラブルを得意とし、日々起こる炎上や誹謗（ひぼう）中傷をスカッと解決する弁護士・保田を演じる。「僕自身、俳優として大きな挑戦になる。経験をフルに生かせる作品に出会えた」と力強く語り「（卒業し）新たなスタートを切ってから、一発目のドラマになるので、気合の入り方、愛情の入れ込み方がいつもとはちょっと違う」とほほ笑んだ。

　昨年は、ジャニー喜多川氏（享年８７）の性加害問題が波及し、中島も仕事面などを含めて大きな影響を受けた。昨年３月にインスタグラムを開設した中島は「ＳＮＳとの生活は切っても切り離せないもの」とし「僕自身、アイドルとしてこの１年間、いろんな言葉を全身で受け止めてきた。優しい関わり方がＳＮＳでできるといいですよね」と真剣な表情で語った。

　原作の大ファンだったことから原作者の左藤真通氏からサプライズで「予告を見てワクワクした。同時にセクシー成分が、僕の栄養になっていくのを感じて驚きもしました」とのコメントを聞かされると満面の笑みを見せ、低音ボイスで「光栄です。アフターセクシー」とボソリ。「ＳＮＳのバイブルになるドラマ。新たな面も見てほしい」と呼び掛けることも忘れなかった。

　◆白石聖７年ぶり共演

　女優の白石聖（２５）が、パラリーガル（法律事務員）役で出演する。中島との共演は２０１７年の「痛快ＴＶスカッとジャパン」（フジテレビ系）内のドラマ以来、７年ぶり。「時には（中島に）ツッコミを入れたりする（役どころ）。テンポ感を大事にしている」と話し「映像化に関われるのがうれしい」と笑顔を見せた。

　また、喫茶店の店主役で片平なぎさ（６５）が２人を支える。中島の演技について「ダンスを踊っているかのようにリズミカル。見ていてワクワクする」と絶賛。会見日は誕生日当日で、サプライズでケーキとエプロンを贈られると「私事ですみません。ありがとう～！　いや～、うれしい」と大喜びだった。