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【楽天】39歳7か月・岸孝之がパ最年長無四球完封!「最高です。この結果が欲しかった」3安打119球熱投

スポーツ報知 / 2024年7月14日 5時30分

西武・炭谷(右)から2500投球回を祝福する花束を渡される岸

◆パ・リーグ 楽天5―0西武(13日・楽天モバイル)

 楽天の岸孝之投手(39)は最後まで表情を崩さなかった。9回2死、西川を投ゴロに仕留めた。駆け寄ってきた捕手の石原とマウンド付近で抱き合うと、ようやく白い歯を見せた。

 「最高です。この結果が欲しかった。6イニング投げ切りたいという思いで入ったんですけど、ゼロが続いていたんで完封を目指してというふうに切り替えてがんばりました」。119球の熱投で昨年8月11日のオリックス戦(楽天モバイル)以来の完封。西武打線を3安打に封じ、三塁を踏ませなかった。39歳7か月で、自身の球団最年長記録を更新し、さらにパ・リーグ最年長での無四死球シャットアウトとなった。

 6回終了のタイミングでプロ野球48人目となる通算2500投球回を達成した。西武でコンビを組んだ炭谷から祝福する花束を渡され、笑顔を浮かべた。「本当に皆に感謝しかない。監督、コーチ、もちろんライオンズの監督、コーチ、イーグルスのファンの皆さんのためにも投げてきた結果。ありがとうございます」と楽天ファンだけではなく、古巣の西武にも感謝。“宮城のプリンス”が、ふるさとに新しい金字塔を打ち立てた。(太田 和樹)

 【記録メモ】39歳7か月の岸(楽)が無四死球完封。最年長完封勝利は、10年9月4日巨人戦で山本昌(中)の45歳0か月があるが、年長の無四死球完封は、1949年5月31日松竹戦の若林忠志(神)が41歳2か月をはじめ、41歳2か月で2度、40歳2か月1度、39歳7か月で1度、記録している。50年の2リーグ制以降では、06年9月16日阪神戦の山本昌(中)が41歳1か月、03年4月5日広島戦の工藤公康(巨)が39歳11か月で、39歳7か月の岸が3番目の年長無四死球完封。パでは78年5月3日の日本ハム戦の石井茂雄(クラウン)の38歳11か月を抜いて、最年長無四死球完封になった。

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