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【高校野球】弘前学院聖愛は仙台育英から学び大勝発進

スポーツ報知 / 2024年7月14日 6時35分

4回2死二塁から中越えに適時二塁打を放つ弘前学院聖愛・貴田光将

◆第106回全国高校野球選手権青森大会▽2回戦 弘前学院聖愛13―0三沢(13日・はるか夢)

 青森2回戦では今春県王者の弘前学院聖愛が三沢に13―0で5回コールド勝ち。準優勝した今春東北大会で対戦相手から学び、磨いた打撃で大勝した。

 初戦の緊張を感じさせないスイングで、弘前学院聖愛の選手たちが安打を重ねた。先発全員の17安打で13点を奪い、5回コールドで勝利。1回1死二塁から先制の左前適時打を放った3番・貴田光将(こうすけ)三塁手(3年)は「みんな硬かったですね」と言いながら、「初回の入りが大事と思っていた。そこで打てたのがその後(の流れ)につながったのかな」と胸を張った。勢いをつけるため、あえて先攻を選んだことが奏功した形だ。

 対戦相手から学んだ。準優勝した今春の東北大会準々決勝で、仙台育英(宮城)と対戦。試合は7―6で勝ったが、相手選手の打撃に目を奪われた。原田一範監督は「理想的な形」と下半身の使い方、バットの出し方などを絶賛。貴田も「理にかなっていて、見ていてお手本になった感じです」。相手の打ち方に注目して試合映像を見返し、練習に取り組むなどチーム全体で打撃を磨いてきた。4打数4安打2打点の貴田や、5回に右越え2ランを放った6番・玉熊完多右翼手(3年)ら、力強い振りで結果を残した。

 応援席には今大会、聖愛から部員を借りて出場する柏木農の選手、マネジャーが訪れ、メガホンを手に声援を送った。様々な人たちの応援を力に、目指すは21年以来3度目の出場だ。県内には好投手が多くそろうが、貴田は「直球にどれだけ食らいついていけるか。しっかり準備したい」。どんなに優れた投手でも、磨き上げた打撃で打ち崩す。(有吉 広紀)

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