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ドジャース5点差守れず、まさかの延長10回サヨナラ負け 大谷翔平米通算200号一時勝ち越し弾も

スポーツ報知 / 2024年7月14日 5時21分

◆米大リーグ タイガース11×―9ドジャース(13日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地・タイガース戦に「1番・指名打者」でフル出場し、日本人初のメジャー通算200号となる一時勝ち越しの29号ソロを放ったが、9回を5点リードして迎えたが守れず延長10回に1死三塁で内野5人シフトを敷いたが、元エンゼルスのウルシェラにサヨナラ2ランを浴びた。

 節目のアーチが出たのは、2―2で同点の5回先頭の3打席目。1ボールから、先発右腕・モンテロの88・5マイル(約142・4キロ)のチェンジアップを振り抜くと、右翼ポール際へ一時勝ち越しとなる29号ソロをたたき込んだ。日本人初となるメジャー通算200号の節目の一発は、打球速度は107・8マイル(約173・5キロ)、打球角度は24度で、飛距離は373フィート(約114メートル)だった。本塁打キングを独走する29号。4年連続4度目のシーズン30号にも王手をかけ、日米通算250号にもあと2本と迫った。

 初回先頭の1打席目も右翼線へ三塁打。先制のホームを踏んだ。2打席目は空振り三振に倒れたが、3打席目は勝ち越しのソロ。前日の9回に続き、今季初めて2試合連続で決勝の勝ち越し打を放った。1点リードの6回無死一、三塁では二ゴロで打点が記録され、リードを広げる貴重な打点をたたき出した。4点リードの8回先頭の5打席目も四球で出塁。二盗を決めて、フリーマンのやや浅めの中飛でスタートを切って本塁に生還した。

  だが、ドジャースは5点リードの9回に5番手バナスコが3連打を浴びて3点差に迫られると1死も奪えず降板。守護神フィリップスを投入して2死を奪ったが、適時打と同点弾を浴びて追いつかれた。無死二塁から始まるタイブレークの延長10回は1死二塁で6打席目に立ったが申告敬遠。1死満塁とチャンスを広げたが、フリーマンが遊併打に倒れて勝ち越せなかった。

 ◇日本人のメジャー通算本塁打数上位

(1)200 大谷翔平

(2)175 松井秀喜

(3)117 イチロー

(4)48  城島健司

(5)46  鈴木誠也

(6)44  井口資仁

(7)42  福留孝介

 ◇大谷の年度別本塁打数

 ▽18年 22本

 ▽19年 18本

 ▽20年 7本

 ▽21年 46本

 ▽22年 34本

 ▽23年 44本

 ▽24年 29本

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