フィリーズ・ハーパーが復帰４試合目で１９日ぶり弾 ２１号含む２安打３打点 ＭＶＰ争いで大谷翔平の強敵に

◆米大リーグ　フィリーズ１１―５アスレチックス（１３日、ペンシルベニア州フィラデルフィア＝シチズンズバンクパーク）

　フィリーズのブライス・ハーパー内野手（３１）が１３日（日本時間１４日）、復活の２１号ソロを放った。

　本拠地アスレチックス戦に「３番・一塁」で先発出場。２点リードの７回先頭でア軍４番手右腕・アダムスの外角９３・１マイル（約１４９・８キロ）直球を捉え、打球速度１０１マイル（約１６２・５キロ）、打球角度２９度、飛距離３７８フィート（約１１５・２メートル）で左翼席に運んだ。６月２５日（同２６日）の敵地タイガース戦以来１８日ぶりの一発。左太もも裏を痛めて２８日（同２９日）に負傷者リスト（ＩＬ）入りし、この日が復帰４試合目。看板選手をファンは大きな拍手と歓声で祝福した。

　さらに８回１死満塁では左翼線に２点二塁打。この日は１本塁打を含む３打数２安打３打点で打率３割３厘とした。２１本塁打はリーグ４位。現在、両リーグ最高勝率のフィリーズをけん引し、球宴ファン投票でもナ・リーグ最多得票のハーパーは、ドジャース・大谷翔平投手（３０）のＭＶＰ争いでも最大のライバルと目されている。