佐々木麟太郎、１安打１打点締め ＭＬＢドラフトリーグ前期日程終了 ２位タイの４本塁打と奮闘

佐々木麟太郎（ＡＰ）

◆ＭＬＢドラフトリーグ　ステートカレッジ・スパイクス７―５トレントン・サンダー（１３日・米ペンシルベニア州ステートカレッジ＝メドラーフィールド）

　花巻東から米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手（１９）が１３（日本時間１４日）、トレントン・サンダーの一員としてＭＬＢドラフトリーグのステートカレッジ・スパイクス戦に「１番・一塁」で先発出場。３打数１安打１打点２四球で出場する同リーグ前期の日程を終えた。２６試合で打率２割２分１厘、リーグ２位タイの４本塁打、１７打点と奮闘した。

　連続三振で迎えた５回１死の第３打席で四球を選ぶと、８回先頭では中越えのエンタイトル二塁打。９回１死満塁の最終打席は押し出し四球を選び、いい形で“武者修行”を締めた。

　２１年に創設された「ＭＬＢドラフトリーグ」は今季は６チームが参加し、６月から９月にかけて８０試合を戦う。ドラフト前の高校生や大学生などアマチュア選手が参戦する前期はこの日が最終戦。麟太郎は６月１１日（同１２日）の米デビュー戦で決勝２ランを放つなど大きな衝撃を与えた。