1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【高校野球】昨夏王者の慶応が2戦連続コールド勝ちで4回戦進出 3安打6打点の原遼希は公式戦初の4番「言われた瞬間は…」

スポーツ報知 / 2024年7月14日 15時42分

1回、適時二塁打を放った慶応・原遼希(カメラ・臼井 恭香)

◆第106回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽3回戦 慶応16―0足柄=7回コールド=(14日・サーティーフォー保土ケ谷)

 昨夏の甲子園で107年ぶりに日本一になった慶応が足柄との3回戦に臨み、16―0で快勝した。初戦の横須賀学院戦に続き、コールドで試合を決めた。公式戦で初めて4番に座った原遼希(2年)が3安打6打点と爆発。チームの勝利に貢献した。

 初回、先制適時打を放ち二塁に到達しても、眉一つ動かさなかった。しかし内心では、この日放った3本の適時打で一番うれしかったという。「やっぱり初回のヒット。初戦と続いて、あまりいい入りができていない中で1点取れた。感触的にもあれが一番うれしかった」。試合後のまばゆい笑顔に本心が表れていた。

 公式戦では初めての4番。「言われた瞬間は緊張したんですけど、4番目のバッターというか、そのぐらいのイメージで打席に立って。あまりプレッシャーをかけずに」。試合が始まり、3打席目まではすべて得点圏。そのたびにヒットでランナーを返し、勝負強さを見せた。

 4回からはファーストミットをキャッチャーミットに持ち替え、捕手として無難にリード。昨秋以降は守備位置をファーストに切り替えており、全く練習はしていなかったが、即座に対応する器用さも持ち合わせる。

 森林貴彦監督(51)は原の活躍に「4番候補になったかな」と笑った。次戦は星槎と横浜商大高の勝者と戦う。本人も「ここからどんどんレベルも上がっていくと思う。今日(14日)の結果に満足せずに1戦1戦集中して、先を見据えすぎずに戦えたら」と意気込んだ。神奈川大会連覇に向け、自身が確かな戦力だと証明した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください