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【函館記念】昨年の菊花賞以来のトップナイフは10着 横山和生騎手「1回使って順調にいってくれれば」

スポーツ報知 / 2024年7月14日 17時16分

横山和生騎手騎乗のトップナイフは10着(カメラ・高橋 由二)

◆第60回函館記念・G3(7月14日、函館・芝2000メートル、良)

 サマー2000シリーズ第2戦で、函館開催を締めくくるハンデ重賞は16頭によって争われ、ハンデ57・5キロで3番人気のホウオウビスケッツ(牡4歳、美浦・奥村武厩舎、父マインドユアビスケッツ)が、4角で先頭に並びかけ、直線は後続との差を広げて前走の巴賞からの連勝で重賞初制覇を飾った。岩田康誠騎手は2015年ダービーフィズ以来の2勝目。勝ちタイムは1分59秒2。

 2着はハンデ56キロで4番人気のグランディア(三浦皇成騎手)、3着はハンデ54キロで14番人気のアウスヴァール(古川吉洋騎手)が入り、3連単は57万9230円のビッグ配当となった。

 永野猛蔵騎手(プラチナトレジャー=5着)「状態は結構、良かったです。スタートして進んでいかなかったので、内ラチ狙いに切り替えました。しまいも脚を使っていますし、力は証明できたと思います」

 藤岡佑介騎手(サンストックトン=7着)「前半は思っていたよりついていけなかった。しまいは来ているだけに、もう少しポジションを取りたかった」

 津村明秀騎手(リカンカブール=8着)「スタンドから離れたスタート位置で、大阪杯と違って落ち着いていましたし、いいポジションを取れましたが、道中からグッとハミを取るところがなく3、4コーナーで手応えがなくなった。洋芝がマッチしなかった」

 丹内祐次騎手(マイネルクリソーラ=9着)「3角から上がっていけなかった。枠もこたえました」

 横山和生騎手(トップナイフ=10着)「休み明けですからね。手術してスタートが改善されましたし、まずは良かった思います。1回使って順調にいってくれれば」

 黛弘人騎手(アケルナスター=11着)「前と内が残る馬場で、自分のタイミングで動きました。(通った位置が)内と外が逆だったら」

 浜中俊騎手(ハヤヤッコ=12着)「馬はすごく元気が良く、年齢を感じさせませんでした。馬場が良くて前が止まらなかった。ポジションを取りに行く馬でもないですし。勝った2年前とは真逆の馬場では厳しかった」

 菱田裕二騎手(オニャンコポン=13着)「狙ったポジションが取れましたし、勝ちに行った結果です。しっかり攻めた分、このレースから得たものは大きいと思います」

 鮫島克駿騎手(エミュー=14着)「イン、前有利の馬場。なかなかこのクラスでは後ろからでは厳しいので、ポジションを取りに行っていつもと違う形で競馬をしました。今後につながれば」

 横山武史騎手(エンパイアウエスト=15着)「追い切りの感触がひと息でした。スタートも踏ん張りが利きませんでした。逃げるつもりぐらいでしたが、ポジションが取れなかった。スタートがすべてですね」

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