マンＵ、チーム刷新へ契約残り１年のリンデレフとエリクセンの売却に必死

　クラブの共同オーナーとなったジム・ラトクリフ氏主導で今夏のチーム大改革を目指すマンチェスターＵ（イングランド）が、スウェーデン代表ＤＦビクトル・リンデレフとデンマーク代表ＭＦクリスティアン・エリクセンの２選手の売却に全力を尽くしていることが１４日までに明らかになった。

　地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」によると、１７日で３０歳となるリンデレフとエリクセンの契約は残り１年。今夏が移籍金収入を得る最後のチャンスとなり、クラブ側は必死に売却先を探しているという。

　リンデレフは２０１７年７月１日ベンフィカから移籍。今季はマンＵ在籍７シーズン目となったが、今季は１９試合のリーグ戦出場で終了。昨夏はスウェーデン代表主将となったリンデレフを信頼していたモウリーニョ監督率いるローマから獲得の打診があったが、今夏はサウジアラビアからのオファーが現実的になりそうだ。

　また、エリクセンも来季はテン・ハグ監督の構想外。ユーロ２０２４ではその変わらぬテクニシャンぶりをアピールしたが、今年の２月に３２歳となったベテランＭＦの移籍先もサウジ・プロリーグが本命視されている。