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菅野智之「ボール2つ分高かった」初回4失点 東京DのDeNA戦9年ぶり黒星も収穫「真っすぐが戻ってきた」

スポーツ報知 / 2024年7月15日 5時30分

1回無死二、三塁、佐野(後方)に先制の左前2点打を許した菅野

◆JERA セ・リーグ 巨人0―6DeNA(14日・東京ドーム)

 悔しさは約14分の初回に詰まっていた。菅野が一気に4点を先制され、5回5安打、今季ワーストの4失点で2敗目。東京DでのDeNA戦では、15年8月13日以来、実に9年ぶりに土がついた。「ボール2つ分くらい高かった気がしますし、もったいなかった。状態は良かったと思いますけど、初回にああいうふうになると試合も決まってしまう」。2回以降は無安打投球と修正したが、セ相手にも今季初黒星となった。

 捕手・小林と「ある程度ストレートで行こう」と話し、上がったマウンド。だが初回先頭・梶原の詰まった打球が左翼線二塁打になった。いずれも直球をはじき返され、わずか7球で3連続長短打を浴びて先制点を献上した。「各選手それぞれ、狙い球を絞っていたとは思う」。1死二、三塁では山本に右犠飛、2死三塁では桑原にカットボールを中前適時打とされた。

 バッテリーの共同作業の中で、配球に思考を巡らせる。安打となった梶原への内角高め直球を例に、「振り返ると、あんなに真っすぐを続ける必要があったのかなと思う」。カード初戦の戸郷や2戦目のグリフィンも内角球を比較的多く使って好投していた。「3戦目に投げているので。前々日、前日の配球をもう少し(考える)。そういうところも大事」と反省した。

 ただ、手応えがあったからこその直球勝負でもあった。「この2戦、神宮とその前の広島戦はあまり真っすぐがよくなくて。きょうに関しては真っすぐが戻ってきたと思うし、メカニズム的にもすごくよかった」。収穫と課題を胸に、次回は勝利を呼び込む。(田中 哲)

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